八王子系
はちおうじ
- 信仰
神社系統ランキング30位(401社)
系統説明
八王子の名前がつく神社の系統。
元々は山岳信仰と山王神道が融合した神仏習合の神である八王子権現をまつる系統で、神仏分離以降は様々な神に変えられた。また日吉大社の山王七社(上七社)のうち、第四社の牛尾宮は八王子とも呼ばれ、「牛尾」という名から祇園信仰の牛頭天王とも習合し、牛頭天王の8人の子も八王子権現として広がった。
八王子系には、牛頭天王と頗梨采女との間に生まれた8人の子とされ、神仏分離以前は多くまつられていた八将神派。素戔嗚尊と稲田姫命の8人の子を八王子権現とする御子神派。牛頭天王の子を素戔嗚尊の子とし、天照大神との誓約で誕生した五男三女神をまつる五男三女神派。山王七社牛尾宮の現在の祭神は大山咋神荒魂だが、創建当初は国狭槌がまつられており、その分霊をまつる国狭槌派がある。
祭神
八王子系の元の祭神は八王子権現だが、派閥によってまつる祭神は異なる。
・八将神派
太歳神・大将軍・太陰神・歳刑神・歳破神・歳殺神・黄幡神・豹尾神
・御子神派
八島篠見神・大屋比売神・抓津比売神・大歳神・五十猛神・宇迦之御魂神・大屋毘古神・須勢理毘売命
・五男三女派
天之穂日命・天之忍穂耳命・天津日子根命・活津日子根命・熊野久須毘命・多岐都比売命・市寸島比売命・多紀理毘売命
・国狭槌派
国狭槌
系統分布
八王子系は全国でみられる系統。主な同系統の神社名は「八王子」「八柱」がある。
神仏習合時代に八王子権現に対する信仰が広がりをみせる中、各地へ勧請され、地域の地名としても定着していった。東北、北海道地域ではあまり見かけず、秋田県にかほ市の神社が最北端といわれる。
関連する系統
主なご利益
- 厄除除け
八王子系の祭神に充てられる牛頭天王の八王子(八将神)は方位を司る神とされる。陰陽道や祇園信仰などが習合したことによって、元来の方位除けの他、現在は病気や災厄除けのご利益が有名。
同系統の主な神社
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愛知県豊橋市老津町字宮脇14番
主な祭神正哉吾勝勝速日天忍穂耳命 天之菩卑命 天津日子根命 活津日子根命 熊野久須毘命 多紀理毘売命 市寸島比売命 田寸津比売命 素戔嗚尊
主な神社系統八王子系
- 厄除・開運
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神奈川県茅ヶ崎市本村4-13-40
主な祭神市杵島比売命 多紀理比売命 多岐津比売命 天忍穂耳命 天之菩卑能命 天津日子根命 熊野久須毘命 活津日子根命
主な神社系統八王子系
- 厄除・開運
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岐阜県恵那市明智町明智1400番地の1
主な祭神天忍穂耳命 天穂日命 天津彦根命 熊野樟日命 活津彦根命 田心姫命 湍津姫命 市杵島姫命
主な神社系統八王子系
- 厄除・開運
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三重県鳥羽市鳥羽2-9-1
主な祭神正哉吾勝勝速日天之忍穂耳命 天之菩卑能命 天津日子根命 活津日子根命 熊野久須毘命 多紀理毘売命 市杵島比売命 多紀都比売命
主な神社系統八王子系
- 厄除・開運
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愛知県知多郡南知多町大字篠島字堂山15
主な祭神天之忍穂耳命 天之苦卑能命 天津日子根命 活日子根命 熊野久須毘命 多紀理毘売命 市寸嶋比売命 多岐都比売命
主な神社系統八王子系
- 厄除・開運
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愛知県刈谷市泉田町中西96番
主な祭神国狭槌尊
主な神社系統八王子系
- 厄除・開運
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奈良県奈良市納院町5
主な祭神大山咋神
主な神社系統八王子系
- 厄除・開運
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愛知県知多郡南知多町大字間賀島字北地78番
主な祭神天忍穂耳命 天津彦根命 天穂日命 活津彦根命 熊野久須日命 田心姫命 活津姫命 市杵島姫命
主な神社系統八王子系
- 厄除・開運
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三重県志摩市大王町波切1
主な祭神国狭槌神
主な神社系統八王子系
- 厄除・開運
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滋賀県高島市安曇川町下小川439-1
主な祭神國狭槌尊
主な神社系統八王子系
- 厄除・開運
