国狭槌尊
くにのさづちのみこと
- 神話・伝説
- 男神・男性らしい

玉蘭斎貞秀(神佛図會)
祭神ランキング76位
国狭槌尊とは?
国狭槌尊は記紀神話などに登場する男神である。日本書紀では国狭槌尊、古事記では国之狭土神と表記されるが、この2柱が同一神であるかは定かでない。天地開闢のときに生まれた3柱の神の1柱で、陽だけで生まれた純粋な男神であると記されている。国常立尊と兄に持ち、豊斟渟尊を弟に持つ。古事記では大山津見神と鹿屋野比売神の間に生まれた子とされ、対となる神として天之狭土神がいる。また、同時に7柱の神が生まれており「神世七代」と総称される。神名にあるサツシのサは神稲を意味し、ツチは土を意味する。つまり、国狭槌尊は農耕神の一面と始まりの神としての生命力を司る神である。また、日本書紀には国狭槌尊の誕生の後に「特に尊い神の名称に尊を用い、他の神には命を用いるように」と注釈がつけられている。この記述からは、日本神話における国狭槌尊の重要度が察せられる。 国狭槌尊は、國狭槌神社(滋賀県高島市)や波切神社(三重県志摩市)などで祀られている。
出典文献
古事記
日本書紀
先代旧事本紀
神格
土の神
ご神徳
ご神徳は不明です。
別称・異称
国之狭土神くにのさづちのかみ
古事記/先代旧事本紀
国狭槌尊くにのさつちのみこと
日本書紀
国狭立尊くにのさたちのみこと
日本書紀
国狭土命くにのさづちのみこと
その他
