神社の系統とは? - 神社ファン

神社の系統とは?

神社の系統について、系統の目的や分類方法、神社ファン独自の見解などを説明しています。

神社の系統とは?

神社の「系統」とは、共通の信仰を持つ神社のグループです。全国に8万社以上ある神社も、系統で見るとぐっと整理しやすくなります。
代表的なのが「八幡系」で、宇佐神宮を総本社として全国へ広がり、全神社の8分の1近くを占めます。他にも稲荷系や天満系などがあり、それぞれ御祭神やご利益に共通した特徴があります。
同じ神様でも、地域や神社によって役割が異なるため、神名だけで理解するのは容易ではありません。たとえば「猿田彦神」は、ある神社では交通安全の神として祀られていますが、別の神社では子宝の神として信仰されています。系統でいえば前者は「白髭・猿田彦系」、後者は「金精系」に属します。このように系統を意識することで、神社ごとの特徴が見えてきて、神々の魅力をより深く理解できるのです。
神社ファンでは、一般的な系統の定義に加え、「共通の神様」や「共通の信仰」なども系統として分類しています。学術的な系統分けとは趣旨が異なる部分もありますが、神社の特徴をよりわかりやすく捉えられるため、神社ファンでは積極的に採用しています。

系統分類方法

神社(分霊)
神社が各地に広まったのは「勧請」という仕組みによります。神は分霊として無限に分けられ、分けられた分霊も本来と同じ力を持つとされています。全国にある「稲荷神社」も、京都・伏見稲荷大社から分霊されたものです。

神社(共通)
総本社(分霊元)が不明であるものの、共通の神社名や御祭神を持つ神社が数多く存在するケースです。

神様(共通)
分霊元が不明、または勧請されたか判断できないものの、共通の神様を祀っているケースです。

信仰
もともと仏教や民間信仰を起源とし、現在は神社として信仰されているケースです。

ネットなどで見る数字と違う理由

神社ファンで扱う「系統」は、本社(本殿)に祀られている神様を対象としており、摂末社は含めていません。また、独自に分類した系統(他ではあまり見られないもの)も含まれています。
掲載している神社は約7万社ですが、全国すべての神社を網羅しているわけではありません。それでも9割以上はカバーしているため、実際の神社数はおよそ8万社前後と考えています。よく見られる「10万社」という数字は、古いデータによるものか、摂末社や管理者不明の社殿のみを含めた数値ではないかと考えています。
系統数についても同様に、古いデータが引用されている可能性があります。件数には多少の不足があるものの、系統ごとの比率については実態に近い数字であると考えています。

神社系統ランキング

神社を神社ファンに掲載されている全国の神社を分霊やご祭神の特徴などで系統毎に分類してランキングで紹介しています。

神社系統五十音別

神社を神社ファンに掲載されている全国の神社を分霊やご祭神の特徴などで系統毎に分類して五十音別で紹介しています。