クマノクスビ
くまのくすび
- 神話・伝説
- 男神・男性

玉蘭斎貞秀(神佛図會)
祭神ランキング52位
クマノクスビとは?
クマノクスビは記紀神話などに登場する男神である。古事記では熊野久須毘命と記し、日本書紀では熊野?樟日命と記す。他にも、熊野忍蹈命、熊野忍隅命、熊野大角命などの異名を持つ。スサノオとアマテラスの誓約の段で生まれた神のうちの1柱で、スサノオがアマテラスの持ち物である八尺勾玉を譲り受け、それを噛み砕いて吐き出した息の霧から生まれたと記されている。神名のクスビは神秘的な神霊、もしくは奇し火の意味とされ、クマノは熊野のことである。これは熊野大社(島根県松江市)のこととも、紀伊の熊野三山のことともされる。熊野大社の祭神は熊野大神櫛御気野命であるが、元々はクマノクスビであったと言われている。また、熊野三山の一つ熊野那智大社(和歌山県東牟婁郡)の祭神である熊野夫須美大神も、スサノオもしくはクマノクスビと同一視される。クマノクスビの兄弟神は皆穀物に関わる神であり、クマノクスビ自身も農耕神の一面を持つ。また、熊野山の檜を使って日本初の火切臼と火切杵を造り、 清浄な火を得たという逸話から、火の神としての神格も持つ。 クマノクスビは先に挙げた熊野大社の他、多度大社(三重県桑名市)や師岡熊野神社(神奈川県横浜市)など全国各地で祀られている。
出典文献
古事記
日本書紀
先代旧事本紀
ご神徳
ご神徳は不明です。
別称・異称
熊野久須毘命くまのくすびのみこと
古事記
熊野櫲樟日命くまのくすひのみこと
日本書紀
熊野大角命くまのおおくまのみこと
日本書紀
熊野忍蹈命くまのおしほのみこと
日本書紀
熊野忍隈命くまのおしくまのみこと
日本書紀
熊野予樟日命くまのくすひのみこと
先代旧事本紀
熊野久須卑命くまのくすひのみこと
その他
熊野久須日命くまのくすひのみこと
その他
熊野久須比命くまのくすびのみこと
その他
熊野久須美命くまのくすびのみこと
その他
熊野大隅命くまのおおくまのみこと
その他
熊野奇毘命くまのくすびのみこと
その他
熊野杼樟日命くまぬくすびのみこと
その他
熊野椽樟日命くまのくすびのみこと
その他
熊野楠日命くまのくすびのみこと
その他
熊野樟日命くまぬのくすひのみこと
その他
