廣瀬大社 - 神社ファン

有名度

小結

廣瀬大社

ひろせたいしゃ

奈良県北葛城郡河合町川合99

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奈良県北葛城郡河合町川合99

拝殿

Zeter114514(wikipedia CC 表示-継承 4.0)

奈良・河合町に鎮座する廣瀬大社は、もとは水の神を祀る社として始まった格式ある古社です。水の恵みを守る信仰はやがて農耕と結びつき、五穀豊穣を願う祈りへと広がりました。勇壮な「砂かけ祭」では、砂を雨に見立てて豊作を占い、古代の水神信仰を今に伝えています。

かんたんご利益

  • 仕事
  • 子供
  • 安全
  • 厄除
廣瀬大社には

「仕事系(有名)」「子供系」「安全系」「厄除・開運系(有名)」

のご利益があります。
※かんたんご利益はご利益をジャンル毎に分けわかりやすく表示したものです。
※バイカラー(2色)になっているご利益は摂末社やお守り、御神木など本殿以外のご利益です。
※光っているご利益は特に有名なご利益です。

ご利益

公

五穀豊穣 水難鎮護 産業興隆 河川交通安全 安産 除災招福 衣食住の守護

御祭神

公

主神

若宇加能売命 わかうかのめのみこと

相殿

櫛玉命 くしたまのみこと

相殿

穂雷命 ほのいかづちのみこと

神社系統

主な系統
その他系統
不明(1柱) 八雷系
※系統は御祭神や由緒による神社の分類です。
※主な系統は神社の主要となる系統で主祭神や神社名に関わる系統です。

由緒・歴史 | 特徴

廣瀬大社は奈良県北葛城郡河合町にある神社。若宇加能売命を主祭神とする。
社格は式内社(名神大社)で二十二社(中七社)のひとつ。旧官幣大社で、現在は別表神社。
主祭神の若宇加能売命は「廣瀬大忌神」とも称され、伊勢神宮外宮の豊受大神や稲荷神として知られる宇迦之御魂神と同神とされる。穀物や食物をつかさどる一方、水を治める神としての性格も持ち、水と農耕を守護する神として古くから信仰されてきた。
廣瀬大社が鎮座する地は、大和川をはじめ奈良盆地を流れる多くの河川が集まる水上交通と治水の要衝である。豊かな水は農耕に恵みをもたらす一方、洪水を引き起こすこともあることから、この地で水を鎮め、農作物の成長と五穀豊穣を願う祭祀が営まれるようになったと考えられている。
社伝によると、創建は崇神天皇9年(紀元前89)にさかのぼる。当地の里長であった廣瀬臣藤時に神託があり、一夜にして沼地が陸地へと変わり、多くの橘が生えたという。この奇瑞を聞いた崇神天皇が社殿を造営し、大御膳神として若宇加能売命をまつったことが廣瀬大社の起源と伝えられている。
史料上では『日本書紀』に、天武天皇4年(675)、朝廷が広瀬河曲へ勅使を遣わして大忌神をまつらせたことが記されている。これを起源とする廣瀬大忌祭は国家的な祭祀として整えられ、毎年4月と7月に行われるようになった。
廣瀬大忌祭は龍田大社の風神祭と対をなす祭祀であった。廣瀬大社では水を鎮め、龍田大社では風を鎮めることで農作物を災害から守り、五穀豊穣を祈願したことから、両社は古くから「龍田の風神、廣瀬の水神」と並び称された。天武天皇13年(684)には天皇が廣瀬へ行幸したことも記され、古代国家において重要な祭祀の場であったことがうかがえる。
平安時代に入ってからも朝廷の崇敬は厚く、神階を重ねて昇進し、永保元年(1081)には正一位に達したとされる。延長5年(927)成立の『延喜式神名帳』では名神大社に列し、後には朝廷から特に崇敬された二十二社のひとつに数えられた。中世にかけても広大な神領を有する有力な神社として栄えた。
しかし永正3年(1506)、戦乱による焼き討ちを受け、社殿をはじめ宝物や古文書の多くを焼失した。その後、豊臣秀長によって神領を没収されたこともあり、かつての勢力は大きく衰えた。それでも地域の人々によって祭祀は守られ、明治4年(1871)には官幣大社に列格した。戦後は現在の「廣瀬大社」を称している。
現在の本殿は正徳元年(1711)に造営されたもので、一間社春日造、檜皮葺の社殿である。近世における春日造本殿の姿を伝える建築として奈良県の有形文化財に指定されている。
廣瀬大社を代表する祭りが、毎年2月11日に行われるお田植祭である。「砂かけ祭」の名で広く知られ、五穀豊穣を願う古い農耕神事として受け継がれている。祭りでは拝殿での神事に続き、境内を田に見立て、田人や牛役が田起こしや田植えなど一連の農作業を演じる。
やがて雨を表す砂を奉仕者と参拝者が激しくかけ合い、境内一帯が砂煙に包まれる。砂が激しく舞うほど雨に恵まれて豊作になるとされ、砂を浴びることで厄が払われるとも伝えられている。水と農耕をつかさどる廣瀬大社の信仰を象徴する祭礼で、奈良県の無形民俗文化財に指定されている。
廣瀬大社は多くの河川が集まる大和川流域に鎮座し、古代から水を鎮め、五穀豊穣を願う国家祭祀の中心となった神社である。龍田大社の風神祭と対をなす廣瀬大忌祭や、現在まで続く砂かけ祭を通じて、「廣瀬の水神」としての古い信仰を現在に伝えている。
  • 別表神社
  • 二十二社(中七社)
  • 官幣大社
  • 名神大社
  • 祈雨神祭八十五座(大和国)
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神社詳細

公式URL

摂末社・境内社

境内社 祓戸社
祭神不明
境内社 祖霊社
廣瀬大社に関係する神葬の祖霊
大国主命
境内社 稲荷社
宇迦之御魂命
境内社 日吉社
祭神不明
境外末社 饒速日命社
櫛玉饒速日命
くしたまにぎはやひのみこと
境外末社 八神殿社
神産日神
かみむすびのかみ
高御産日神
たかみむすびのかみ
玉積産日神
たまつめむすびのかみ
生産日神
いくむすびのかみ
足産日神
たるむすびのかみ
大宮売神
おおみやのめのかみ
御食津神
みけつかみ
事代主神
ことしろぬしのかみ
境外末社 水分神社
祭神不明

例祭

歳旦祭 1月1日
二日祭 1月2日
元始祭 1月3日
とんど祭 1月15日
砂かけ祭 2月11日
祈年祭 2月18日
例祭 4月4日
夏越大祓式 6月30日
大忌祭 8月21日
秋祭(宵宮) 10月第3土曜日
秋祭(本宮) 10月第3日曜日
新嘗祭 11月24日
師走大祓式・除夜祭 12月31日
月次祭 毎月1日(1月は除く)

文化財

廣瀬神社本殿
奈良県 有形文化財
建造物 昭和63年3月22日指定
廣瀬神社の砂かけ祭り(御田植祭)
河合町 無形民俗文化財
文化財種別不明 平成21年12月11日指定

建築

本殿 春日造

神紋

情報募集

出典
公式サイト
http://hirosetaisya.p-kit.com/
Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BB%A3%E7%80%AC%E5%A4%A7%E7%A4%BE
奈良県
https://www.pref.nara.jp/1700.htm
奈良県神社庁
https://www.naraken-jinjacho.jp/
[書籍]ご利益めぐり全国神社誌
巖谷小波・神社神徳研究会、展望社、1997年