出羽三山系
でわさんざん
- 神社(分霊)
神社系統ランキング38位(212社)
系統説明
出羽国(山形県)にある月山、湯殿山、羽黒山のそれぞれにある3社を総本宮とする系統。
東田川郡庄内町の月山神社を総本宮とする月山派、鶴岡市羽黒町の出羽神社を総本宮とする羽黒山派、鶴岡市の湯殿山神社を総本宮とする湯殿山派の3派と、3社を合わせた全て派に分けられる。
修験道を中心とした山岳信仰や仏教、神道などが習合して成り立つ。3社を総称して出羽三山神社とも呼ぶ。
祭神
月山神社は月読命を、出羽神社は伊氏波神・稲倉魂命あるいは大物忌神を、湯殿山神社は大山祇神・大己貴命・少彦名命を祭神としてまつる。
神仏習合時代には月山権現、羽黒権現、湯殿山権現とも呼ばれた。
系統分布
出羽三山系は出羽三山がある東北地方を中心にみられる系統。主な同系統の神社名は「羽黒」「湯殿」「月山」がある。
各地を巡る修験者によって広められたと考えられる。また江戸時代初期には羽黒山第50代執行別当の天宥により、関東全域に出羽三山信仰が広められたとされる。
出羽三山は古くから修験道の山として知られ、明治時代までは神仏習合の山として神道の神以外にも、仏教の阿弥陀如来、正観世音菩薩、大日如来がまつられていたことから、仏教色が強く残る。
出羽三山信仰
出羽三山信仰とは出羽三山(月山、湯殿山、羽黒山)を中心とする信仰のことである。出羽三山開山は、出羽三山神社の社伝によると崇峻天皇の子の蜂子皇子によるとされる。元々は〈祖霊の鎮まる山であり、人々の生業を司る山・田・海の神の宿る聖地で聖地であった。また日本古来の山岳信仰に仏教、道教、儒教などが結びついた修験道の山であり、律令制においては「東三十三ヶ国総鎮護」として尊崇され、東北・関東地方から多くの参拝者が訪れた。羽黒山で現世利益、月山で死後の体験、湯殿山で新しい生命をいただいて生まれ変われる霊山として庶民の間に広がった。
関東から出羽三山への参詣は奥参りと呼ばれ、人生における重要な一儀礼に位置付けられた。地方によっては成年の儀式と結びつけ、参詣が済むまでは地域の組に加わることができなかったという。江戸時代には「西の伊勢参り・東の奥参り」と呼ばれ、「陽」に見立てた伊勢神宮と対になる「陰」に見立てた出羽三山の双方を、一生に一度訪れることで生まれ変わることができると信じられた。参詣には縄張りを意味した霞場と呼ばれる講が組織され、修験者の先達による指導のもと登拝した。
主なご利益
- 開運招福
- 人生守護
各神社のご利益は、
月山神社:農業守護、航海漁澇
出羽神社:運気上昇、悪運浄化
湯殿山神社:家内安全、五穀豊穣、病気平癒、縁結び
とされる。
出羽三山は羽黒山は現世の幸せを祈る山(現在)、月山は死後の安楽と往生を祈る山(過去)、湯殿山は生まれかわりを祈る山(未来)とされ、羽黒派古修験道での「三関三度」の霊山であり、全体として開運招福、人生守護のご利益があるとされる。
総本社
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山形県東田川郡庄内町立谷沢本沢31
主な祭神月讀命
主な神社系統出羽三山系
- 仕事
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山形県鶴岡市羽黒町手向字羽黒山33
主な祭神伊氐波神 稲倉御魂命
主な神社系統出羽三山系
- その他
- 厄除・開運
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山形県鶴岡市田麦俣字六十里山7
主な祭神大山祇神 大己貴命 少彦名命
主な神社系統出羽三山系
- 家庭
- 仕事
- 健康
- 恋愛
同系統の主な神社
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山形県山形市旅篭町3-4-6
主な祭神大山祇命 大己貴命 少彦名命
主な神社系統出羽三山系
- 仕事
- 家庭
- 恋愛
- 健康
- 厄除・開運
- その他
- 金運
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石川県珠洲市正院町小路16-102
主な祭神倉稲魂命
主な神社系統出羽三山系
- 仕事
- 厄除・開運
- 恋愛
- 家庭
- 安全
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宮城県石巻市羽黒町1-7-1
主な祭神猿田彦神 船御魂神 倉稲魂神 大物忌神
主な神社系統白髭・猿田彦系 出羽三山系 大物忌系
- 安全
- 厄除・開運
- 家庭
- その他
- 仕事
- 健康
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新潟県村上市羽黒町6番16号
主な祭神奈津姫命 倉稻魂命 月讀命
主な神社系統出羽三山系
- 勝負
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山形県西村山郡西川町大字本道寺字大黒森381
主な祭神大己貴命 少彦名命 大山祇命
主な神社系統出羽三山系
- 厄除・開運
- その他
