八幡系
はちまん
- 神社(分霊)
神社系統ランキング1位(10064社)
系統説明
大分県宇佐市の宇佐神宮を総本宮とする系統。八幡さまの通称でも呼ばれる。総本宮の宇佐神宮、歴代の朝廷から崇敬を集めた京都府八幡市の石清水八幡宮、この2社に福岡県福岡市の筥崎宮、神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮のどちらかを加えて日本三大八幡と呼ぶ。
祭神
ご祭神は応神天皇。応神天皇の諱である誉田別尊や、八幡神の神名でもまつられている。
八幡神社では応神天皇を主神とし、比売神、神功皇后を配し八幡三神としてまつられる。主神以外の2座には、応神天皇の父で神功皇后の夫の仲哀天皇や、海神の娘で神武天皇の母の玉依姫命、仲哀天皇と応神天皇に仕え、神功皇后とも関わりの深い武内宿禰などをまつる神社も多い。また比売神は宇佐神宮と同様に、天照大神と素戔嗚尊の誓約により生まれた宗像三女神がまつられることもあるが、応神天皇の皇后の仲姫命がまつられていることもあり、地域や神社によって祭神が異なる。
系統分布
八幡系は全国でみられる系統。主な同系統の神社名は「八幡」などがあり、その数は全国に約4万社余りに上る。
託宣を下すことでも知られる八幡神は、奈良県奈良市の東大寺大仏鋳造に際し託宣により協力し、東大寺完成後には鎮守神としてまつられ、以降、各地に建てられた国分寺を通じ全国に広まっていった。称徳天皇の時代には、皇位の簒奪を企てた道鏡を託宣によって退けたことで、朝廷からの一層の崇敬を受けるようになる。また八幡神の託宣を受け創建された京都府八幡市の石清水八幡宮は、武家の棟梁たる源氏の氏神とされたことで多くの武士から信仰を集め、やがて庶民にもその信仰は及び全国へと広がった。
八幡信仰
八幡信仰とは八幡神に対する信仰。対象となる八幡神については古くから様々な説があり、海神、鍛冶神、地名由来のヤハタ神、焼畑神、新羅からの渡来神などが挙げられている。本宮の宇佐神宮の社伝などでは、境内中央にある菱形池のほとりに初めて姿を現し、自らは「誉田天皇広幡八幡麻呂」であり、「護国霊験威力神通大自在王菩薩」と名乗ったと伝えられる。この託宣を受け、多くの八幡宮が応神天皇を八幡神としたと考えられている。また元々宇佐の地で信仰されてきた八幡神と比売神に、神功皇后が合わせてまつられるようになり、八幡神は神功皇后の御子とみなされるようになったとの説もある。
八幡神は応神天皇の神霊とされたことで朝廷から皇祖神として仰がれ、新羅に近い宇佐の地にあることから護国祈願、外敵防護の神とされた。さらに仏教との結びつきにより本地仏は菩薩とされ、八幡大菩薩とも呼ばれるようになった。鎌倉幕府が開かれ、清和源氏の氏神である石清水八幡宮より勧請された鶴岡八幡宮は、武士たちから武神としても崇敬されるようになる。 弓矢の神である八幡大菩薩「弓矢八幡」とも呼ばれ、武士が神かけて誓いを立てる時に「弓矢八幡も照覧あれ」とその名が唱えられた。
主なご利益
- 国家鎮護
- 殖産興業
- 武運長久
- 成功勝利
八幡神のご利益は、国家鎮護、殖産興業、武運長久、成功勝利などがある。武士からの崇敬が厚く、必勝祈願による勝利の功績から勝負事のご利益が多くみられる。また神功皇后との親子関係が、九州に広まっていた母子神信仰に習合したことで、安産や子育てなどのご利益もあるとされる。
総本社
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大分県宇佐市大字南宇佐2859
主な祭神八幡大神(応神天皇) 比売大神(多岐津姫命・市杵島姫命・多紀理姫命) 神功皇后
主な神社系統八幡系
- 勝負
- 厄除・開運
- 学業・技芸
- 金運
- 安全
- 子供
- 仕事
有名神社
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京都府八幡市八幡高坊30
主な祭神応神天皇 比咩大神 神功皇后
主な神社系統八幡系
- その他
- 厄除・開運
- 勝負
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福岡県福岡市東区箱崎1丁目22−1
主な祭神応神天皇 神功皇后 玉依姫命
主な神社系統八幡系
- 厄除・開運
- 勝負
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神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31
主な祭神応神天皇 神功皇后 比売神
主な神社系統八幡系
- 仕事
- 厄除・開運
- 勝負
同系統の主な神社
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東京都文京区根津1-28-9
主な祭神須佐之男命 大山咋命 誉田別命
主な神社系統祇園・須佐系 日吉・山王系 八幡系
- 厄除・開運
- 安全
- 健康
- 仕事
- 子供
- 学業・技芸
- 恋愛
-
東京都台東区今戸1-5-22
主な祭神應神天皇
主な神社系統八幡系
- 勝負
- 子供
- 恋愛
- その他
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東京都渋谷区代々木5-1-1
主な祭神応神天皇
主な神社系統八幡系
- 厄除・開運
- 子供
- 家庭
- 安全
-
東京都杉並区大宮2-3-1
主な祭神応神天皇 仲哀天皇 神功皇后
主な神社系統八幡系
- 厄除・開運
- 恋愛
- 子供
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東京都江東区富岡1-20-3
主な祭神応神天皇
主な神社系統八幡系
- その他
- 仕事
- 勝負
