宮中八神系
きゅうちゅうはっしん
- 神様組合せ
神社系統ランキング103位(24社)
系統説明
古代の大内裏の八神殿において、朝廷の祭祀を施行する神祇官により奉斎された8柱の神をまつる神社の系統。8神は天皇の身を守護する神といわれるが、天皇が鎮魂を勧める境地を神徳として表しているなど諸説ある。
神祇官西院に八神殿があったとされるが、度重なる火災による社殿の焼失があり、時代の流れとともに古代から続いた神祇官の祭祀は途絶えた。後に再興され、明治維新以降は宮中三殿の神殿に継承されたといわれている。
約11年にわたる応仁の乱により平安京の被害は甚大なものとなり神祇官も焼失した。以降、宮中で再建は行われず、江戸時代に神祇大副(神祇官の次官)の吉田家が祠官を務める吉田神社境内に、神祇伯(神祇官の長官)の白川家が邸内に八神殿を建て、宮中の八神殿の代替としていた。
祭神
祭神は宮中八神。
神皇産霊神・高皇産霊神・玉留魂神・生魂神・足魂神・大宮之売神・御饌神・事代主神
の8神の総称。
延喜式神名帳においては、御巫祭神8座として全国3132座の最初に記載されている。
系統分布
宮中八神系は数は少ないが全国でみられる系統。
応仁の乱で焼失した後、宮中で再建されなかった八神殿に代わり、江戸時代に吉田家が吉田神社境内に、白川家が邸内にそれぞれ八神殿を建てて奉斎した。吉田家斎場所は神祇官代として勅使発遣等の儀式に用いられ、白川家の八神殿は宮内省代として鎮魂祭の斎場に用いられた。
地域差は見られず、吉田家や白川家の分霊もしくは八神殿の神をまつる神社から勧請してきたものと考えられる。
主なご利益
宮中八神系のご利益は不明とされる。
同系統の主な神社
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埼玉県秩父市中町16-10
主な祭神伊邪那岐大神 伊邪那美大神 須佐之男大神 八大龍王神 宮中八神(大宮売神・神御産霊神・高御産霊神・生産霊神・足産霊神・事代主神・御食津神・魂積産霊神) 役尊神 聖観音神 宇迦之御霊神 大国主命 厳島姫 稚霊日神 栲幡千々姫 菅原道真公
主な神社系統祇園・須佐系 宮中八神系 稲荷系 出雲・オオナムチ系 宗像・厳島系 天満・天神系
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和歌山県岩出市宮75番地
主な祭神日本武尊 三部権現 高皇産霊命 神皇産霊命 足産霊命 魂留産霊命 大宮比賣命 事代主命 生魂産命 御食津命
主な神社系統熱田系 宮中八神系
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山形県東置賜郡川西町大字吉田字先達前3023-1
主な祭神神皇産靈尊 生産靈神 足産靈尊 魂留産靈尊 道反魂尊 御食津神 事代主命 大宮賣命
主な神社系統宮中八神系
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奈良県天理市山田町627
主な祭神高御産日神 神産日神 足産日神 大宮売神 生産日神 御食津神 玉積産日神 事代主神
主な神社系統宮中八神系
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奈良県山辺郡山添村助命334
主な祭神高御産日神 神産日神 生産日神 玉積産日神 御食津神 大宮能売神 事代主神
主な神社系統宮中八神系
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香川県仲多度郡まんのう町炭所西字八幡岡540番2
主な祭神高皇産靈神 神皇産靈神 玉留産靈神 生皇産靈神 大宮姫命 御食津神 足産靈神 事代主命
主な神社系統宮中八神系
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福岡県遠賀郡水巻町二586番
主な祭神高皇産靈神 神皇産靈神 足産靈神 玉留産靈神 生産靈神 御食津神 大宮姫命 事代主命
主な神社系統宮中八神系
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福岡県築上郡築上町臼田744番
主な祭神高御産霊神 神皇産霊神 魂留産霊神 生産霊神 足産霊神 大宮能女神 大御膳津神 事代主神
主な神社系統宮中八神系
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福岡県飯塚市庄内元吉304番
主な祭神神皇霊神 生産霊神 足産霊神 玉留霊神 大宮比賣神 御膳津神 事代主神 高皇産神
主な神社系統宮中八神系
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福岡県北九州市八幡西区野面一丁目18番53号
主な祭神高御産巣日神 神産巣日神 生産巣日神 足産巣日神 魂留産巣日神 大宮乃賣神 御食津神 事代主神
主な神社系統宮中八神系
