宗像・厳島系
むなかた・いつくしま
- 神社(分霊)
神社系統ランキング14位(1175社)
系統説明
宗像・厳島系は宗像三女神を祭神とする系統。広島県廿日市市の厳島神社を総本宮とする系統と、福岡県宗像市の宗像大社を総本宮とする系統がある。
厳島神社では本社本殿に宗像三女神3柱をまつるが、宗像大社では沖ノ島の沖津宮に田心姫命、大島の中津宮に湍津姫命、田島の辺津宮に市杵島姫命がそれぞれまつられている。
仏教における護法神の弁才天をまつっていた神社では、明治初頭の神仏分離令により、同一視されていた市杵島姫命、あるいは宗像三女神をまつるようになった神社も多く見られる。
祭神
祭神は宗像三女神。天照大神と素戔嗚尊の誓約により生まれた、田心姫命、湍津姫命、市杵島姫命の3柱の女神で、宗像大神、道主貴とも呼ばれる。他の系統と違い、主神として本殿に同坐する神は見られない。
市杵島姫命は、神仏習合により本地仏とされた弁才天と習合し、単独でまつられている神社は他の2柱よりも多い。
系統分布
厳島・宗像系は全国にみられる系統。主な同系統の神社名は「宗像」「胸形」「宗形」「厳島」「嚴島」「胸肩」「弁天」「都久夫須麻」などがある。
宗像三女神は、記紀などの天照大神と素戔嗚尊の誓約の説話にも登場する有名な神。もとは筑紫国(北九州北部)に勢力をもつ宗像氏(胸形氏)など、海人族に信仰される土着の海の神であったが、朝鮮半島や大陸との交流が盛んになっていく中で、その航路となる玄界灘を守護する神として朝野から信仰を集め、広く全国に勧請された。
宗像三女神はその容姿の美しさでも知られるが、特に市杵島姫命は美貌と海(水)の神との共通点から結びつき、仏教の女神・弁才天と習合した。弁才天は中国から日本に伝わった際に、財福の神として財の文字が使われるようになり、習合した市杵島姫命も財宝神としての性格が加えられ全国に広まった。日本三大弁才天といわれる厳島神社、滋賀県長浜市の竹生島神社、神奈川県藤沢市の江島神社の3社はいずれも弁才天と習合している。
主なご利益
- 海上安全
- 豊漁
- 財運向上
宗像・厳島系の祭神である宗像三女神の主なご利益は、海上安全、交通安全、豊漁などがある。別名を道主貴とも呼ばれることから、海上、陸上あらゆる道の最高神としても信仰を集める。
市寸島比売命は弁才天と習合したことから、財運向上、子孫繁栄、芸能上達のご利益がある。弁才天と同一神とされる市寸島比売命を含む、宗像三女神がまつられている神社では、財運向上など弁才天にみられるご利益が得られるとする神社も多い。
総本社
-
広島県廿日市市宮島町1-1
主な祭神市杵島姫命 田心姫命 湍津姫命
主な神社系統宗像・厳島系
- その他
- 仕事
- 金運
- 安全
- 厄除・開運
-
福岡県宗像市田島2331
主な祭神市杵島姫神
主な神社系統宗像・厳島系
- 安全
- 仕事
有名神社
-
福岡県宗像市大島1811
主な祭神湍津姫神
主な神社系統宗像・厳島系
- 安全
- 恋愛
-
福岡県宗像市大島沖之島
主な祭神田心姫神
主な神社系統宗像・厳島系
- 安全
同系統の主な神社
-
奈良県吉野郡天川村坪内107
主な祭神市杵島姫命 熊野坐大神 吉野坐大神 南朝四代天皇の御霊 神代天之御中主神より百柱の神
主な神社系統宗像・厳島系 熊野系
- その他
- 仕事
- 学業・技芸
- 金運
-
神奈川県鎌倉市佐助2-25-16
主な祭神市杵島姫命
主な神社系統宗像・厳島系
- 厄除・開運
- 金運
-
神奈川県藤沢市江の島2ー3ー8
主な祭神多紀理比賣命 市寸島比賣命 田寸津比賣命
主な神社系統宗像・厳島系
- その他
- 厄除・開運
- 金運
- 学業・技芸
-
石川県金沢市本多町3丁目1-30
主な祭神大物主大神(大国主大神) 大山咋大神(山王) 菊理媛大神(白頭山の神) 天照皇大神 天兒屋根大神(春日大社の一柱) 市杵島姫大神(厳島の神) 誉田別大神(八幡の神)
主な神社系統大神系 日吉・山王系 白山系 伊勢・神明系 春日系 宗像・厳島系 八幡系
- 恋愛
- 家庭
- 厄除・開運
- 子供
- その他
-
京都府京都市下京区河原町五条下ル一筋目西入ル
主な祭神多紀理比賣命 市寸嶋比賣命 多岐都比賣命 神大市比賣命 下光比賣命
主な神社系統宗像・厳島系
- 厄除・開運
- 仕事
