伊勢・神明系
いせ・しんめい
- 神社(分霊)
神社系統ランキング2位(7550社)
系統説明
三重県伊勢市の伊勢神宮(内宮・外宮)を総本宮とする系統。伊勢神宮は「神宮」を正式名称とし、お伊勢さんの通称でも呼ばれる。
祭神
祭神は天照大神。日本神話の神々の中で最高位の高天原の主神。日本の総氏神であり、皇室の祖「皇祖神」でもある。
伊勢神宮は皇大神宮(内宮)と豊受⼤神宮(外宮)の正宮2所と、その他123の宮社よりなる。内宮の祭神と同様に、伊勢・神明系では主祭神の天照大神の他に、相殿神として天手力男神と萬幡豊秋津姫神の2座をまつることも多い。また外宮から勧請された場合は、外宮の主祭神である豊受大神がまつられていることもある。
系統分布
伊勢・神明系は全国でみられる系統。主な同系統の神社名は「伊勢」「神明」「皇大神」「天祖」などがある。
神に対する尊称とされた神明が、日本の総氏神、皇室の祖神をまつる伊勢神宮を指す言葉として用いられるようになった。各地の伊勢神宮神領の御厨や御薗に勧請し、またこれを拠点とした御師の活動によって全国に分祀された神社は神明社と呼ばれた。皇大神・天祖は共に天照大神を指す。
お伊勢信仰
お伊勢信仰とは伊勢神宮を中心とする信仰のことである。伊勢神宮は当初、私幣禁断の制度により天皇以外が私的な幣帛を奉ることは禁止されていた。平安中期以降は、神職の一つである御師の全国各地での活動によって、民衆の間にも神宮の存在が知られるようになっていく。各村では神宮参拝(伊勢参り)を目的とした伊勢講や、神明講などが組織されたが、御師は活動先において講の指導や世話を行い、信者を全国に拡大していった。講は村全体の組織になることも多く、参詣の費用は共同で積み立てられ、選ばれた数名の代表者が伊勢参りに出かけた。このため代参講とも呼ばれ、太太神楽を奉納したことで伊勢太太講とも呼ばれた。
江戸時代には約60年の周期で起きた、群衆による熱狂的な集団参詣の「お蔭参り」や、親や雇用主の許可なく家を抜け出し伊勢参りに出かける「抜参り」などの参宮も行われた。また病気などの理由で伊勢参りに行くことの出来ない人が、自分の代わりにお参りをしてもらう代参も行われたが、これを犬が代参する「おかげ犬」も江戸後期に流行した。古文書の「御蔭参明和神異記」におかげ参りをした犬の記録が見られるなど、おかげ犬の世話をすることは自身の徳になるといわれ、無事役目を果たし戻る犬も多かったとされる。
主なご利益
- 国家隆昌
- 生命力向上
- 五穀豊穣
伊勢・神明系の祭神である天照大神は、日本の神々の最高神としてそのご利益は万物におよぶとされる。その名が表す太陽神として生命力向上や五穀豊穣。日本総氏神として日本を守護し、国家隆昌のご利益などがある。
総本社
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三重県伊勢市宇治館町1
主な祭神天照大御神
主な神社系統伊勢・神明系
- その他
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三重県伊勢市豊川町279番地
主な祭神豊受大御神
主な神社系統伊勢・神明系
- その他
同系統の主な神社
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東京都千代田区富士見2-4-1
主な祭神天照皇大神 豊受大神
主な神社系統伊勢・神明系
- 恋愛
- 家庭
- 仕事
- 厄除・開運
- 安全
- 学業・技芸
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東京都港区芝大門1-12-7
主な祭神天照皇大御神 豊受大御神
主な神社系統伊勢・神明系
- その他
- 仕事
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東京都杉並区阿佐谷北1-25-5
主な祭神天照大御神
主な神社系統伊勢・神明系
- その他
- 仕事
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東京都品川区二葉4-4-12
主な祭神天照大神
主な神社系統伊勢・神明系
- その他
- 仕事
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神奈川県横浜市西区宮崎町64
主な祭神天照大御神
主な神社系統伊勢・神明系
- その他
- 仕事
