アメノタヂカラオ
あめのたぢからお
- 神話・伝説
- 男神・男性

枝年昌(岩戸神楽)

月岡芳年

歌川豊国

玉蘭斎貞秀(神佛図會)
祭神ランキング55位
アメノタヂカラオとは?
アメノタヂカラオは、記紀神話などに登場する男神。須佐之男命の高天原での暴虐を憂いて天岩戸にお隠れになった際に、知恵の神である思金神の計により岩戸をこじ開けた神様である。この際に、二度と岩戸が閉じないようにタヂカラオは岩戸を長野県戸隠まで投げ飛ばしたと言われている。また、ニニギノミコトが天孫降臨を果たす際には、岩戸の前で舞をまった天鈿女命などと共に同行した11柱の神様の中の1柱でもある。アメノタヂカラオはその怪力により天岩戸をこじ開けたことから、腕力や握力と言った力を象徴する神様と言われ、人間の筋肉に宿る霊が神格化された神様という説もある。 アメノタヂカラオを祭神として祀る神社は国内に数多く存在する。岐阜県岐阜市にある手力雄神社では主祭神として祀られている。勝運のご利益により信仰される手力雄神社には、戦国時代には武田信玄も戦勝祈願に参拝している。また、長野県長野市の戸隠神社においても祭神として祀られている。戸隠神社には、アメノタヂカラオをはじめとした天岩戸開きに功績のあった神様が相祭神として祀られている。全国にあるアメノタヂカラオを祀る神社は、現代でも力の神様、技芸の神様として人気が高く、スポーツ選手などの崇敬も集めている。
出典文献
古事記
日本書紀
神格
力の神 技芸の神
ご神徳
技芸上達 五穀豊穣 スポーツ上達 開運招福 厄除け
別称・異称
天手力男神あめのたぢからおのかみ
古事記
手力男神たぢからおのかみ
古事記
手力雄神たぢからおのかみ
日本書紀
天手力雄神あめのたぢからおのかみ
日本書紀/古語拾遺
手力雄命たぢからおのみこと
先代旧事本紀
