諏訪系
すわ
- 神社(分霊)
神社系統ランキング6位(3497社)
系統説明
長野県の諏訪湖周辺に位置する諏訪大社(上社本宮と前宮、下社秋宮と春宮)を総本宮とする系統。お諏訪さま、諏訪大明神の通称でも呼ばれる。
祭神
祭神は健御名方神。日本神話でも有名な神様で大国主命の子。
総本宮である諏訪大社の祭神構成と同様に、配偶者である八坂刀売神が一緒にまつられているケースが多い。
また、健御名方神と事代主神が一緒にまつられているケースも多いが、えびす系の影響があるわけではなく、兄弟である事代主神が諏訪大社の下社では同時にまつられているためである。
地方によっては事代主神=健御名方神の解釈もあり、諏訪大明神が事代主神とされているケースもある。
系統分布
諏訪系は長野県を中心に全国でみられる系統。主な同系統の神社名は「諏訪」「諏方」「周方」「洲波」「南方」などがある。
古事記によれば、建御名方神は「国譲り」において高天原の使者との争いに敗れ、科野国の洲羽海に逃れこの地に封ぜられたとある。一方で諏訪地方では、開拓神、武神として信仰される。北陸から信濃にかけて居住していた出雲系氏族による信仰が起源ともいわれ、諸国を巡り歩く宗教者や芸能者によって広められた。始まりは狩猟神だといわれるが、時代の推移と共に農耕神、武神としても信仰を集めた。
東北征討の際に坂上田村麻呂が戦勝祈願をしたほか、鎌倉時代の元寇には神風を起こしたとの伝承もあり、武家を中心に広く信仰されたが、鎌倉時代以降は農耕神、狩猟神として庶民の間でも広く信仰されるようになった。また水を司る龍神、海の守護神として、古くからある港の近くでは諏訪神社が見られることも多い。
諏訪信仰
諏訪信仰とは諏訪大社を中心とする信仰のことである。祭神の健御名方神は、神話における国譲りで敗れ諏訪の地に封ぜられたとするが、妻である八坂刀売神と共に大和朝廷の勢力に抵抗した出雲系の神として、古くより広く信仰を集めていた。古代には水を司る龍神、あるいは蛇神の信仰があったとされ、諏訪地方に伝わる民話や雨乞いの風習に見ることができる。諏訪大社の縁起を記した「諏方大明神画詞」には、諏訪神が巨大な蛇の姿で現れる説話が残されている。
諏訪大社の歴史は古く、健御名方神が諏訪に封じられ、この地で国造りを始めた神話の時代に起源があるとしている。諏訪大社上社大祝には建御名方神の末裔とされる諏訪氏が代々就き、諏訪氏が鎌倉時代に北条氏の御内人となり信濃で武士団を形成したことで、武家や庶民の間に軍神としての信仰が広まっていった。
諏訪大社は上社本宮・前宮、下社秋宮・春宮の4社で構成される。本殿を持たず、代わりに上社は山を神体とし、下社秋宮はイチイの木、春宮は杉の木を神木としており、神道の古代祭祀の形式を受け継いでいる。寅・申年に行われる「御柱祭」が有名で、社殿の四隅に樅の巨木を曳建てる勇壮な神事には、現在も諏訪地方の氏子20万人以上が参加するといわれる。
主なご利益
- 五穀豊穣
- 家内安全
- 武運長久
主なご利益には、元々は農耕神や狩猟神として信仰され、農業に関係する風や水を司る神でもあることから五穀豊穣がある。また神話における武甕槌との力比べの説話から、武運長久のご利益も広く浸透している。諏訪地方の守護神として、家内安全や産業興隆のご利益もある。
総本社
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長野県諏訪市大字中洲字宮山1
主な祭神建御名方神
主な神社系統諏訪系
- 安全
- 仕事
- 厄除・開運
- 勝負
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長野県茅野市宮川2030
主な祭神八坂刀売神
主な神社系統諏訪系
- 恋愛
- 安全
- 仕事
- 勝負
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長野県諏訪郡下諏訪町5828
主な祭神建御名方神 八坂刀売神 八重事代主神
主な神社系統諏訪系
- 安全
- 仕事
- 厄除・開運
- 家庭
- 勝負
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長野県諏訪郡下諏訪町193
主な祭神建御名方神 八坂刀売神 八重事代主神
主な神社系統諏訪系
- 安全
- 仕事
- 勝負
同系統の主な神社
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北海道札幌市東区北12条東1丁目1番10号
主な祭神建御名方命 八坂刀売命
主な神社系統諏訪系
- 恋愛
- 家庭
- 子供
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新潟県長岡市表町1丁目6番地1
主な祭神健御名方富命
主な神社系統諏訪系
- 仕事
- 家庭
- 勝負
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山梨県南都留郡山中湖村山中御所一三
主な祭神建御名方命
主な神社系統諏訪系
- 子供
- 恋愛
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長野県松本市深志3-7-43
主な祭神建御名方富命 菅原道真公
主な神社系統諏訪系 天満・天神系
- 勝負
- 学業・技芸
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長野県佐久市大字田口字宮ノ沢2394
主な祭神興波岐命 健御名方命 事代主命 誉田別命
主な神社系統諏訪系 八幡系
- 仕事
- 家庭
- 勝負
- その他
