酒列磯前神社 - 神社ファン

有名度

小結

酒列磯前神社

さかつらいそさきじんじゃ

茨城県ひたちなか市磯崎町4607番地2

😞 🙁 😐 🙂 😄

茨城県ひたちなか市磯崎町4607番地2

拝殿

Zeter114514(wikipedia CC 表示-継承 4.0)

海沿いの緑深い参道が続く酒列磯前神社は、光に包まれた“みどりのトンネル”が訪れる人を静かに迎えます。境内には宝くじ当選で話題となった亀の御神石があり、金運上昇や開運のご利益を願う参拝者が後を絶ちません。由緒を同じくする大洗磯前神社とともに古くから信仰を支える海の聖地で、潮風と木々のざわめきが心を整えてくれる神社です。

かんたんご利益

  • 健康
  • 仕事
  • 学業
  • 金運
  • 安全
酒列磯前神社には

「健康系(有名)」「仕事系」「学業・技芸系」「金運系」「安全系」

のご利益があります。
※かんたんご利益はご利益をジャンル毎に分けわかりやすく表示したものです。
※バイカラー(2色)になっているご利益は摂末社やお守り、御神木など本殿以外のご利益です。
※光っているご利益は特に有名なご利益です。

ご利益

公

病気平癒 健康長寿 酒蔵・醸造 温泉 知恵 海上安全 大漁万足

御祭神

公

主祭神

少彦名命 すくなひこなのみこと

配祀神

大名持命 おおなもちのみこと

神社系統

この神社の主な系統は

「磯前系」

です。
※系統は御祭神や由緒による神社の分類です。
※主な系統は神社の主要となる系統で主祭神や神社名に関わる系統です。

由緒・歴史 | 特徴

酒列磯前神社は茨城県ひたちなか市にある神社。主祭神は少彦名命で大名持命を配祀する。
社格は式内社(名神大社)。別表神社、旧国幣中社。
那珂川を挟んで大洗町に鎮座する大洗磯前神社とは深い関係を持つ。酒列磯前神社では少彦名命、大洗磯前神社では大名持命をそれぞれ主祭神としてまつり、二社は同じ創建伝承を共有している。
創建は平安時代前期の斉衡3年(856)と伝えられる。この年、常陸国鹿島郡の大洗磯前の海上に光り輝くものが現れ、翌日になると浜に2つの不思議な石が打ち上げられたという。石には彩色が施され、僧侶のような姿をしていたと伝えられている。
『文徳天皇実録』の斉衡3年(856)12月29日条には、塩を焼く者に神がかりした大名持命と少彦名命が、自分たちはかつてこの国を造り終えて東海へ去ったが、人々を救うため再び帰ってきたと託宣したことが記されている。この神の出現を受け、大名持命を大洗、少彦名命を酒列にまつったことが両社の始まりとされる。
創建翌年の天安元年(857)には官社に列せられ、「酒列磯前薬師菩薩明神」の神号を受けた。その後も朝廷から崇敬され、平安時代に編纂された『延喜式神名帳』では名神大社に列せられている。
中世になると次第に衰退し、やがて社殿も失われたが、江戸時代に水戸藩によって復興された。水戸藩第2代藩主・徳川光圀は元禄3年(1690)に酒列磯前神社を参拝し、由緒ある古社が荒廃していることを惜しんで遷宮と再建を命じた。
光圀の死によって事業は一時中断したものの、その遺志を継いだ第3代藩主・徳川綱條によって再建が進められ、元禄15年(1702)に現在地への遷宮が完成した。以後、水戸藩から篤く崇敬され、明治18年(1885)には大洗磯前神社とともに国幣中社へ列せられた。
主祭神の少彦名命は、大名持命とともに国造りを行った神として『古事記』『日本書紀』に登場し、特に医薬や温泉、醸造などの神として信仰されている。酒列磯前神社でも医薬や健康、醸造に関わる信仰を集めており、社名にある「酒」も、少彦名命が酒造の神であることに由来するという説が伝えられている。
社殿には江戸時代の装飾が残され、拝殿正面上部にはリスとブドウを題材とした彫刻が施されている。この彫刻は左甚五郎の作とも伝えられ、酒列磯前神社を代表する見どころのひとつとなっている。
境内を特徴づけるものが、参道の両側から本殿背後にかけて広がる豊かな樹叢である。約300メートル続く参道と本殿背後の自然林には、ヤブツバキやタブノキなどの常緑広葉樹が生育し、長い年月を経た古木も残されている。この樹叢は「酒列磯前神社の樹叢」として茨城県の天然記念物に指定されている。
境内には水戸藩との関係を伝える「斉昭公お腰かけ石」も残されている。水戸藩第9代藩主・徳川斉昭が、この地で行われていた「ヤンサマチ」と呼ばれる競馬を見物した際に腰を掛けたと伝えられる石である。
かつて境内には「関東一」と称された大灯籠も建っていたが、平成23年(2011)の東日本大震災によって倒壊した。現在はその跡地が残され、かつての大灯籠の存在を伝えている。
また、近年の酒列磯前神社を象徴するものとして「幸運の亀」と呼ばれる石像がある。宝くじの高額当選者によって奉納されたもので、金運や幸運を願う参拝者から信仰を集めるようになった。
大名持命と少彦名命が海から再び現れたという古代の神話的伝承を起源とする酒列磯前神社は、大洗磯前神社とともに朝廷の崇敬を受けた名神大社である。中世の衰退を経て徳川光圀・綱條によって復興され、現在も少彦名命の医薬や醸造の信仰、豊かな樹叢、幸運の亀など、古代から現代まで重なり合う多様な信仰を伝えている。
  • 別表神社
  • 国幣中社
  • 名神大社
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神社詳細

公式URL

摂末社・境内社

摂社 酒列鎮霊社
末社 稲荷神社
倉稲魂命
末社 天満宮
菅原道真公
末社 事比羅神社
大物主命
末社 冨士神社
木花咲耶媛命
末社 水神社
罔象女命

例祭

例大祭 8月25日

文化財

酒列磯前神社の樹叢
茨城県 天然記念物
文化財種別不明 平成17年11月25日指定
比観亭跡
ひたちなか市 指定文化財
史跡 昭和43年1月16日指定

建築

本殿 流造

神紋

情報募集

出典
公式サイト
http://sakatura.org
Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%92%E5%88%97%E7%A3%AF%E5%89%8D%E7%A5%9E%E7%A4%BE
茨城県
https://kyoiku.pref.ibaraki.jp/art-and-culture/ibaraki-bunkazai/list/
ひたちなか市
https://www.city.hitachinaka.lg.jp/shiminkatsudo/bunka/1002389/index.html
茨城県神社庁
https://www.ibarakiken-jinjacho.or.jp/
[書籍]ご利益めぐり全国神社誌
巖谷小波・神社神徳研究会、展望社、1997年