赤城系
あかぎ
- 神社(分霊)
神社系統ランキング60位(75社)
系統説明
群馬県前橋市の大洞赤城神社もしくは群馬県前橋市の三夜沢赤城神社を総本宮とする神社の系統。
赤城山を神体山として崇める山岳信仰を始まりとする。
祭神
赤城系総本宮の一つとされる大洞赤城神社の祭神は、赤城大明神、大国主神、磐筒男神、磐筒女神、経津主神。系統神社でこの5柱を祭神としていることは少ない。
もう一つの総本宮とされる三夜沢赤城神社の祭神は、豊城入彦命、大己貴命。系統の多くはこの2柱を祭神としている。
上記以外にも大洞赤城神社の磐筒雄命、三夜沢赤城神社の大己貴命を単独でまつる神社もある。
系統分布
赤城系は群馬県を中心に関東地方で多くみられる系統。主な同系統の神社名は「赤城」などがある。
神体山である赤城山の南側山麓部に多く分布し、北側にはみられない。
修験道の霊場であった赤城山には多くの修験者が修行に訪れており、この修験者たちの活発な活動によって関東一帯に信仰が広がったといわれる。
赤城山の姫伝説
赤城系の信仰は山岳信仰に始まり、神体山である赤城山は古くから信仰の対象とされてきた。南北朝時代の説話集「神道集」には、山頂の大沼、小沼湖畔に祠を建てまつられたとあり、この時代には既に信仰の対象となっていたことが窺われる。
赤城山に関する伝説は多く残されているが、神道集「上野国勢多郡鎮守赤城大明神事」には高野辺左大将家成と3人の姫の悲劇が収められ、赤城山の姫伝説として広く知られている。これによると、家成には1人の息子と淵名姫、赤城姫、伊香保姫という3人の娘がいたが、家成が信濃国から迎えた後妻が3人の娘の殺害を企てる。淵名姫は殺害され、赤城姫は赤城山に逃げ、さ迷った末に沼の龍神に助けられ、跡を継いで赤城大明神となった。伊香保姫は生き延びるが、知らせを受けた家成は神となった淵名姫と再会した後、娘の後を追って自害する。都で中納言となっていた息子は軍勢を率いて戻り、継母を捕らえ信濃国に追放した。追放後、継母は信濃国の山に捨てられ、そこで雷に打たれて死亡する。息子は神となった2人の妹姫と大沼で、父とは小沼で再会し、それぞれの湖畔に祠を建てまつったという。
大沼の大洞赤城神社には赤城大明神(赤城姫)がまつられており、現在も多くの女性が願掛けに訪れている。
主なご利益
- 縁結び
- 子授け
- 安産
赤城系は古くから伝わる赤城山の姫伝説から女性に優しい神とされ、女性の願いは叶うといわれている。ご利益は縁結びや子授け、安産などがある。
総本社
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群馬県前橋市富士見町赤城山4番地2
主な祭神赤城大明神 大國主神 磐筒男神 磐筒女神 経津主神
主な神社系統赤城系
- その他
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- 家庭
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群馬県前橋市三夜沢町境内114番地
主な祭神大己貴命 豊城入彦命
主な神社系統赤城系
- 恋愛
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同系統の主な神社
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群馬県邑楽郡明和町大字梅原262番地
主な祭神三嶋赤城兩大明神
主な神社系統三島・大山祇系 赤城系
- 勝負
- その他
- 安全
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千葉県流山市流山6丁目649
主な祭神大己貴命
主な神社系統赤城系
- 恋愛
- 子供
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東京都新宿区赤城元町1-10
主な祭神磐筒雄命 赤城姫命
主な神社系統赤城系
- 仕事
- 厄除・開運
- 学業・技芸
- 安全
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群馬県伊勢崎市国定町2丁目1528番地
主な祭神大己貴命 豊城入彦命
主な神社系統赤城系
- 厄除・開運
- 恋愛
-
群馬県前橋市二之宮町886番地
主な祭神大己貴命 豊城入彦命
主な神社系統赤城系
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