豊城入彦命
とよきいりひこ
- 神話・伝説
- 男神・男性

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豊城入彦命とは?
豊城入彦命は記紀神話に登場する古代日本の皇族である。古事記では豊木入日子命、日本書紀では豊城入彦命の他に豊城命とも記す。第10代崇神天皇の皇子にして第11代垂仁天皇の兄にあたる。また、伊勢皇太神宮の祭主となった豊鍬入媛命の兄でもある。豊城入彦命は東国を治めた皇族として知られているが、日本書紀には遠征に出るに至った逸話が次のように記されている。二人の息子を等しく愛していた崇神天皇は、後継者を決めるにあたってそれぞれが見る夢で占うことを宣言した。豊城入彦命が見たのは、御諸山に登り東に向かって8度槍を突き出し、8度刀を振るう夢。後の垂仁天皇である活目尊が見たのは、御諸山の頂に登って縄を四方に引き渡し、栗を食べる雀を追い払った夢であった。これをもとに、東へ向かって武器を振るった豊城入彦命には東国統治の任を与え、四方に気を配り農耕の振興を考えた活目尊には皇位を継がせたという。こうして東国へ下った豊城入彦命は見事役目を果たし、上毛野君、下毛野君の始祖となった。また、これらの逸話から豊城入彦命は武徳に優れた神として知られ、祭神として祀る神社は源頼朝や徳川家康など歴代の武将から戦勝祈願の地として大切にされてきたという。 豊城入彦命は二荒山神社(栃木県宇都宮市)などで祀られている。
出典文献
古事記
日本書紀
先代旧事本紀
新撰姓氏録
ご神徳
ご神徳は不明です。
別称・異称
豊木入日子命とよきいりひこのみこと
古事記
豊城入彦命とよきいりひこのみこと
日本書紀/先代旧事本紀/新撰姓氏録
祀られている主な神社
宇都宮二荒山神社
(栃木県宇都宮市馬場通り1-1-1)
赤城神社
(群馬県前橋市三夜沢町境内114番地)
垂水神社
(大阪府吹田市垂水町1-24-6)
佐志能神社
(茨城県笠間市笠間3613番地)
桑原神社
(茨城県常総市国生1186番地)
