大直毘神
おおなおびのかみ
- 神話・伝説
- 不明

玉蘭斎貞秀(神佛図會)
祭神ランキング164位
大直毘神とは?
大直毘神は記紀神話などに登場する神。大直日神とも表記される。黄泉国から戻った伊邪那岐命が、身を清めるため行った禊祓の際、穢れから生まれた禍を直すため生まれた。古事記では神直毘神、大直毘神、伊豆能売の順で三柱が成り、日本書紀では伊豆能売の神名は無く、神直日神、大直日神の二柱が成ったとある。曲がった(穢れ)状態を直し正しく改める祓除の神とされ、神名のナオは直す、元に戻すの意があり、ビは神霊を表すとされる。直前の穢れによって生まれた八十禍津日神、大禍津日神の二柱とは対を成す。本井宣長はその著「古事記伝」の中で、鎌倉時代の神道書「倭姫命世記」に見える大直毘神を別名とする気吹戸主の記述を挙げ、この二柱を同一神ととらえている。祓除の神として災禍を祓う厄除けのご利益がある。 大直毘神は直毘神社(福島県田村郡)、大直日神社(山形県鶴岡市・出羽三山神社境内社)などで祭神としてまつられている。警固神社(福岡県福岡市)のように、対になる禍津日神と共にまつられているところも多く見られる。
出典文献
古事記
日本書紀
先代旧事本紀
神格
ご神徳
別称・異称
大直毘神おおなおびのかみ
古事記
大直日神おおなおひのかみ
日本書紀/先代旧事本紀
大直日命おおなおひのみこと
先代旧事本紀
同一とされる神様
関連する神様
祀られている主な神社
警固神社
(福岡県中央区天神二丁目2番20号)
綾戸國中神社
(京都府南区久世上久世町446.773)
櫻井神社
(福岡県糸島市志摩桜井4227番)
早吸日女神社
(大分県大分市大字佐賀関3329)
四十九所神社
(鹿児島県肝付町新富5580)
