神直毘神
かむなおびのかみ
- 神話・伝説
- 不明

玉蘭斎貞秀(神佛図會)
祭神ランキング181位
神直毘神とは?
神直毘神は記紀神話などに登場する神である。日本神話の神産みの段において、黄泉から還ったイザナギが穢れを洗い流した時、その穢れから災厄の神である禍津日神が生まれた。禍津日神が生み出す穢れを浄化するために産み出されたのが、神直毘神である。古事記では神直毘神の他に大直毘神、伊豆能売が同時に生まれ、日本書紀では神直日神と大直日神の2柱が生まれたとされている。延喜式祝詞には、禍津日神が悪事を口にすることでそれが生じ、神直毘神はそれを見聞きしたうえで直し、平安な状態に戻すと記されている。更に、延喜式祝詞に記される「直び」という言葉には物忌み、斎戒の状態を解いて平常に戻すという意味がある。これは直会と同じ意味である。また、平安期に入ると神直毘神には宴会の神もしくは遊芸の神としての神格も得るようになった。これらのことから、神直毘神のご利益は厄除けとされている。 神直毘神を祀る神社は、警固神社(福岡県福岡市)、桜井神社(福岡県糸島市)など全国に様々ある。
出典文献
古事記
日本書紀
先代旧事本紀
神格
ご神徳
別称・異称
神直毘神かんなおびのかみ
古事記
神直日神かんなおひのかみ
日本書紀/先代旧事本紀
神直日命かんなおひのみこと
延喜式
関連する神様
祀られている主な神社
由加神社本宮
(岡山県倉敷市児島由加2852)
警固神社
(福岡県中央区天神二丁目2番20号)
綾戸國中神社
(京都府南区久世上久世町446.773)
櫻井神社
(福岡県糸島市志摩桜井4227番)
大寶神社
(青森県深浦町槌良瀬字相野山148)
