阿夫利系神社とは|主な御祭神と系統の特徴 - 神社ファン

阿夫利系

あふり

  • 神社(分霊)

神社系統ランキング142位(14社)

系統説明

神奈川県伊勢原市の大山阿夫利神社を総本宮とされる神社の系統。
大山阿夫利神社(神仏習合時代は大山寺)は、江戸時代に関東で人気の大山詣りで参拝に訪れる神社で、信仰の中心とされた。大山は古来、山岳信仰を起源とする修験の聖地として知られ、神仏習合時代には石尊大権現と呼ばれた。

祭神

主な祭神
一緒に祀られる祭神

本来の祭神は神仏習合の石尊大権現であったが、現在の祭神は大山祗大神をまつる。
総本宮では大山山頂に建つ摂社の奥社に大雷神、前社に高龗神をまつっており、同系統の神社では3柱を合祀していることも多い。
また石尊大権現ではなく、石凝姥命を祭神としている神社もある。

系統分布

主に見られる地域
関東地方
主な系統神社名
阿夫利

阿夫利系は関東地方でみられる系統。主な同系統の神社名は「阿夫利」などがある。
江戸時代には大山御師の活発な布教活動により、関東甲信越および静岡県や伊豆七島にも信仰が広められた。

大山講

大山阿夫利神社が鎮座する大山は、古くから山岳信仰を起源とする修験道の霊山として信仰され、江戸時代には現世利益を授かるため庶民の間で大山詣りが流行し、最盛期には江戸の人口が100万人に対し、年間20万人が大山を訪れたといわれる。関東甲信越の各集落では大山講が組織され、団体による登拝が行われるようになっていく。大山へ向かう街道は「大山道」とも呼ばれ、街道沿いや辻には参拝者を案内する道標が建ち、山麓には大山詣りに訪れた人々を迎えるため御師の営む宿坊が賑わっていたという。御師は神職の一つで、講の宿泊や参拝の斡旋・仲介などを行い、宿坊を経営するかたわら各地の講を訪れ、札を配り教えを説いて回った。
大山詣りには降雨を祈願する農民、豊漁を祈願する漁民、商売繁盛を祈願する職人や商人などがみられたが、地域によっては成人儀礼としての登拝が行われた。成人前の男子が講に加入し登拝する「初参り」や、講に加入するために登拝に同行するなど、大山に登ることによって一人前として認められた。また祭神・大山祗大神の子神・木花咲耶姫をまつる富士山にも参拝することが良しとされ、「両詣り」と称する参拝も盛んに行われていた。

主なご利益

阿夫利系のご利益は神社によって異なるが、共通した有名なご利益には雨乞いがある。
大山に雲がかかると間もなく雨が降るといわれ、阿夫利の語源とされる「あめふり(雨降り)山」の別名でも呼ばれており、農民からは農耕に必要な雨乞いの対象とされていた。

総本社

  • 大山阿夫利神社 下社 拝殿

    関脇

    大山阿夫利神社

    おおやまあふりじんじゃ

    神奈川県伊勢原市大山355

    神奈川県伊勢原市大山355

    主な祭神

    大山祗大神

    主な神社系統

    阿夫利系

    • 仕事
    • その他
    • 安全

同系統の主な神社

  • 画像募集中

    十両

    阿夫利神社

    あふりじんじゃ

    茨城県つくばみらい市南812番地

    茨城県つくばみらい市南812番地

    主な祭神

    大山祗大神 高寵神 大雷神

    主な神社系統

    阿夫利系

    • その他
  • 画像募集中

    十両

    阿夫利神社

    あふりじんじゃ

    山梨県都留市玉川五七〇

    山梨県都留市玉川五七〇

    主な祭神

    大山祗命

    主な神社系統

    阿夫利系

    • その他
  • 画像募集中

    十両

    阿夫利神社

    あふりじんじゃ

    山梨県南巨摩郡身延町三沢三三八六

    山梨県南巨摩郡身延町三沢三三八六

    主な祭神

    大山祇大神 大雷命 大龗命

    主な神社系統

    阿夫利系

    • その他
  • 画像募集中

    十両

    石尊神社

    せきそんじんじゃ

    山梨県南巨摩郡身延町常葉四三七八

    山梨県南巨摩郡身延町常葉四三七八

    主な祭神

    大山津見神 大雷神 高龗神

    主な神社系統

    阿夫利系

    • その他
  • 画像募集中

    十両

    石尊社

    山梨県山梨市一町田中一二七六

    山梨県山梨市一町田中一二七六

    主な祭神

    阿夫利大神 秋葉大神

    主な神社系統

    阿夫利系 愛宕・秋葉系

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