天白信仰系
てんぱくしんこう
- 信仰
神社系統ランキング94位(28社)
系統説明
元々は天白信仰の神をまつっていたと思われる神社の系統。
天白信仰でまつられる天白大明神は詳細の明らかにされていない民間信仰の神で、現在は様々な神に比定されている。
信仰圏は長野県や静岡県を中心とした東日本とされるが、地域により信仰対象も変わるため、調査、研究が重ねられているが不明な点が多い。
祭神
祭神は天白大明神。天白信仰の神とされ、現在では天白羽神(長白羽神の別称)のこととする説が広まっているため天白羽神をまつる神社も多い。
信仰の対象が星や水、安産などから瀬織津姫をまつる神社も多くみられる。また養蚕の神という説もあり、宇賀魂神や倉稲魂命がまつられていることもある。他に、素戔鳴尊など様々な神に置き換わっており一定していない。
地域によって、大天獏、大電八公、天縛、天魄、大天場などとも呼ばれる。
系統分布
天白信仰系は長野、静岡、愛知県など中部地方に多くみられる系統。主な同系統の神社名は「天白」「天伯」「天縛」「天魄」などがある。
天白信仰
天白信仰とは主に本州の東側に見られる民間信仰のことである。分布のほとんどは長野、静岡、三重の3県に集中し、岩手県にも数社がみられる。
信仰の対象となる神は、水神、農耕神、星神、養蚕・織物の神、安産の神など地域により異なり、神格や起源なども一定ではなく謎の多い神といわれる。近年では、伊勢において神御衣を奉織した麻績氏の祖神天白羽神を起源とし、麻績氏の移住に伴い各地にもたらされたとする説が広まっている。伊勢において神御衣を奉織した麻績氏が諏訪に移動し、その間の伊勢、尾張、三河、信濃、遠江に信仰が伝えられ、さらに東の駿河、甲斐、武蔵などにも広がったと考えられている。他にも星神の天一神・太白神を合わせまつったことに由来するとの説、主に東北地方で信仰される蚕や馬、農業の神のおしら様を起源とする説、渡来系氏族の祖神説、原始の農耕民族の信仰する田の神、水の神とする説など多くの説が挙げられる。
天白信仰の神が地域によって神格が異なる要因として、長い年月をかけ信仰が広がっていく過程で、その地域で必要とされる信仰対象へと神格が変えられていったとする説もあるが、多くは仮説であり確証には至っていない。
主なご利益
天白信仰の信仰対象は個々によるため、そのご利益も様々であり、特に有名といえるご利益はない。
同系統の主な神社
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山形県鶴岡市温海字釜谷坂28
主な祭神木花開耶姫命
主な神社系統天白信仰系
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静岡県富士市柚木206
主な祭神天白神
主な神社系統天白信仰系
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静岡県磐田市池田815
主な祭神猿田彦命
主な神社系統天白信仰系
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静岡県磐田市小島1738
主な祭神宇迦之御魂神
主な神社系統天白信仰系
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静岡県磐田市堀之内465-2
主な祭神太田命
主な神社系統天白信仰系
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愛知県蒲郡市三谷町東二丁目53番
主な祭神素戔鳴尊
主な神社系統天白信仰系
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愛知県豊橋市畑ヶ田町字畑ヶ田2番
主な祭神宇賀魂神
主な神社系統天白信仰系
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愛知県岡崎市天白町字吉原85番
主な祭神瀬織津姫命
主な神社系統天白信仰系
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愛知県知多市八幡字中島97番
主な祭神速秋津姫命
主な神社系統天白信仰系
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愛知県西尾市吉良町荻原大道通109番
主な祭神日本武尊 大物主命 天照大神 天白之神 宇迦御魂神
主な神社系統大鳥・白鳥系 金毘羅系 伊勢・神明系 天白信仰系 稲荷系
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