瀬織津姫 神社の神様 - 神社ファン

瀬織津姫

せおりつひめ

  • 神話・伝説
  • 女神・女性
瀬織津姫

Inabanoshirousagi(CC BY-SA 3.0)

祭神ランキング79位

瀬織津姫とは?

瀬織津姫は神道の大祓祝詞に登場する女神である。瀬織津比咩、瀬織津比売、瀬織津媛とも表記される。罪や穢れを祓い清める「祓戸四神」の1柱で、大祓祝詞には「祓戸四神」が罪や穢れを祓い清めるプロセスの一番始めの部分に瀬織津姫が登場し、集めた罪や穢れを川から海に流す役割を担うと記されている。このことから、瀬織津姫は水神や川の神、龍神の神格も持っており、同じ女神で水を司る弁財天とも同一視される。更に、祇園祭鈴鹿山では御神体として能面をつけ、金の烏帽子をかぶり長刀と中啓を持つ瀬織津姫を祀っている。これは鈴鹿権現の説話に基づいた外見であり、ここでもまた別の神と同一視されていることがわかる。一方、倭姫命世記によれば瀬織津姫は伊勢神宮(三重県伊勢市)内宮別宮荒祭宮に祀られていたアマテラスの荒魂の別名ともされている。これを裏付ける史料として、アマテラスの荒魂を祀る廣田神社(兵庫県西宮市)の戦前の由緒書きには、瀬織津姫を主祭神とすることが明記されていた。このように様々な説が乱立するのは、瀬織津姫が記紀神話には登場せず、その存在に多くの謎を残しているためと言われている。これらのことから、瀬織津姫のご利益は厄除け、海難防止、縁結びなどとされている。 瀬織津姫は宇奈己呂和気神社(福島県郡山市)ほか、全国各地の様々な神社で祀られている。

出典文献

延喜式

神格

清祓の神 河川の神

ご神徳

厄除け 海難防止 縁結び

別称・異称

瀬織津比咩

せおりつひめ

延喜式

瀬織津比売

せおりつひめ

その他

瀬織津姫命

せおりつひめのみこと

その他

瀬織津比女命

せおりつひめのみこと

その他

瀬織津毘売命

せおりつびめのみこと

その他

同一とされる神様

向津姫  

神様グループ

祓戸大神 

祀られている主な神社

小野神社
(東京都多摩市一ノ宮1-18-8)
大野湊神社
(石川県金沢市寺中町ハ163)
佐久奈度神社
(滋賀県大津市大石中1-2-1)
荒雄川神社
(宮城県大崎市岩出山池月字上宮宮下12番地 )
宇奈己呂和気神社
(福島県郡山市三穂田町八幡西屋敷76)