熊野夫須美大神
くまのむすみのかみ
- 神話・伝説
- 女神・女性
祭神ランキング130位
熊野夫須美大神とは?
熊野夫須美大神は、熊野三山に祀られる女神である。熊野牟須美大神、熊野結大神などの別名を持つ。イザナミの別名とされ、神仏習合では千手観音と同一視される。また、合祀される家都御子神、熊野速玉大神と合わせて「熊野三所権現」と呼ばれる。更に、イザナギの別名とされる熊野速玉大神とは夫婦とされる。熊野三山のいずれもこの3柱を祀っており、熊野権現信仰の中心として古くから信仰を集めてきた。神名の夫須美はムスヒの意味で、ムスはあらゆるものを生み出すことを、ヒは霊を意味する。つまり、あらゆる命を生み出す霊妙な力を持った神という意味である。熊野夫須美大神の史料上の初出は新抄格勅符抄に載せられた文書であり、奈良時代に熊野速玉大神と熊野夫須美大神それぞれに国から俸禄が支給されたことが記されている。このとき、現在熊野夫須美大神を祀っている那智の名はなく、当時は社を持たない岳宗教の行場として認識されていたと考えられる。これらのことから、熊野夫須美大神のご利益は病気平癒、病魔退散、延命長寿などとされている。 熊野夫須美大神は、熊野速玉大社(和歌山県新宮市)や熊野本宮大社(和歌山県田辺市)などで祀られている。
神格
滝の神
ご神徳
病気平癒 病魔退散 延命長寿
別称・異称
熊野夫須美大神くまのふすみのおおかみ
その他
熊野夫須見命くまのふすみのみこと
その他
熊野牟須美大神くまのむすびのおおかみ
その他

