国之水分神
くにのみくまりのかみ
- 神話・伝説
- 不明

祭神ランキング135位
国之水分神とは?
国之水分神は古事記などに登場する神である。ハヤアキツヒコとハヤアキツヒメの間に生まれた8柱の神のうち6番目の子で、対となる存在に天水分神がいる。神名の水分はミクマリと読み、水を配ることを意味する。このことから国之水分神は、分水嶺に祭られる川の水を分配する神とされる。水に関わる神ということで祈雨の対象ともなり、農業用水を司る神としても知られている。また、その繋がりから稲の豊作を祈る対象ともされる。さらにミクマリが訛ってミコモリとなったことから、安産祈願や子育ての神としての神格も得た。国之水分神の兄弟神は「国」と「天」で対になる者が多く、これは天神の命による国産みと神産みの連続性の先に、天上と国土との連続性を表したためとされている。また、国之水分神を祀る神社は大和に多いことから、元々大和の土地で信仰されてきた神であるとされる一方で、大和朝廷が土着の神に同じような神格を与えることで祭祀を体系づけたとの説もある。これらのことから、国之水分神のご利益は五穀豊穣、安産祈願、子育てなどとされている。 国之水分神を祀る水分神社は全国各地にあるが、特に名高いのは葛木水分神社(奈良県御所市)や吉野水分神社(奈良県吉野郡)である。
出典文献
古事記
先代旧事本紀
神格
水の分配の神 安産・育児の神
ご神徳
五穀豊穣 安産祈願 子育て
別称・異称
国之水分神くにのみくまりのかみ
古事記/先代旧事本紀
