天之水分神
あめのみくまり
- 神話・伝説
- 不明

祭神ランキング96位
天之水分神とは?
天之水分神は古事記などに登場する神である。水分神、建水分神、水別神などの異名を持つ。ハヤアキツヒコ、ハヤアキツヒメの間に生まれた神で、対となる兄弟神に国之水分神がいる。他に水の泡の神である沫那芸神、沫那美神、頬那芸神、頬那美神、水を汲むヒサゴの神である天之久比奢母智神、国之久比奢母智神が兄弟にいる。系譜全てが水に関連する神であるように、天之水分神も水に関わる神である。水分は農業用水を分配する分水嶺を意味し、天之水分神は特に天から降る雨水を分配する神とされている。なお、国之水分神は地を流れる川や湖などを司るとされる。延喜式では吉野水分神社(奈良県吉野市)をはじめ6つの神社で祀られており、大和の風土の宗教性に基づく古くからの信仰から来たものとされているが、一方で朝廷が祭祀を監視下に置くために各地の同様の性格の神に対して同じ名称を与え、体系化したとの説もある。また、平安時代からみくまりが訛ってみこもりと読まれ、子を守り育てる神としての神格も得た。これらのことから、天之水分神のご利益は五穀豊穣、安産祈願、子育てなどとされている。 天之水分神は葛城水分神社(奈良県御所市)など、関西を中心に祀られている。
出典文献
古事記
先代旧事本紀
神格
水の分配の神 安産・育児の神
ご神徳
五穀豊穣 安産祈願 子育て
別称・異称
天之水分神あめのみくまりのかみ
古事記/先代旧事本紀
天水分命あめのみくまりのみこと
その他
