オキツヒメ
おきつひめ
- 神話・伝説
- 女神・女性

玉蘭斎貞秀(神佛図會)
祭神ランキング64位
オキツヒメとは?
オキツヒメは古事記になど登場する女神である。奥津比売神、奥津比売命などと表記し、オオヘヒメ神、へっつい様などの異名を持つ。大歳神と天知迦流美豆比売命の間に生まれた。兄弟にオキツヒコら9柱の神がおり、オキツヒコとオキツヒメはなかでも竈の神として知られている。また、この兄弟と火の神カグツチを合わせて「竃三神」とも呼ぶ。稲作で得られる米を主な食料としてきた日本人にとって、米を炊くための竈はなくてはならないものだった。それ故、そこに宿る神への信仰は厚く、朝廷からも厚く崇敬されていたと伝えられている。また、竈は火を制御して用いることから火の神としての神格も持っており、使い方を誤れば火災を招くことから祟りを起こす激しい一面も持ち合わせていた。このことから、オキツヒメは荒神とも呼ばれていた。この呼び名は仏教に由来があり、火所を守護する如来荒神、鹿乱荒神、憤怒荒神の3柱を合わせた「三宝荒神」と同一視されてのものである。これらのことから、オキツヒメのご利益は家内安全、家畜守護、豊作祈願、開運招福、防火などとされている。 オキツヒメは神谷神社(香川県坂出市)や筑摩神社(滋賀県坂田郡)で祀られている。
出典文献
古事記
先代旧事本紀
神格
竈の神
ご神徳
家内安全 家畜守護 豊作祈願 開運招福 防火
別称・異称
奥津比売命おきつひめのみこと
古事記
大戸比売神おおとひめのかみ
古事記
奥津姫神おきつひめのかみ
先代旧事本紀
奥津日売神おきつひめのみことひめのかみ
その他
奥津日女神おきつひめのかみ
その他
奥津比女大神おきつひめのおおかみ
その他
澳津姫命おきつひめのみこと
その他
澳津媛命おきつひめのみこと
その他
興津姫命おきつひめのみこと
その他
