竈三柱神
かまどみはしらのかみ
神道における竈の神で、竈の神の奥津日子神、奥津比売命と火の神の火産霊の3神をいう。
古来、毎日火を使う竈は神聖視され竈の神がまつられた。また火から家屋を守るため、火を扱う場所にもまつられた。火によって人間に恩恵をもたらすが、人間が粗末な扱いをすると怒って家財を焼き払うなど、恐ろしい一面をもつとされる。
神仏習合時代は仏教における竈の神の三宝荒神としてまつられることも多かったが、神仏分離以降に竈三柱神と改称した神社も少なくない。竈が無くなった現代でも台所などにまつる人は多く、各地の神社ではお札が授与されている。
メンバー
オキツヒコは古事記などに登場する男神である。古事記では奥津日子神、先代旧事本紀などでは奥津彦神と表記される。大年神と天知迦流美豆比売の間に生まれた十柱の御子の一柱で、妹のオキツヒメとともに竈を司る神として知られている。
古事記では大年神の...
オキツヒメは古事記などに登場する女神である。奥津比売神、奥津比売命、奥津姫神などと表記し、大戸比売神《おおへひめのかみ》の別名を持つ。大年神と天知迦流美豆比売命の間に生まれた十柱の御子の一柱で、兄のオキツヒコとともに竈を司る神として知られて...
カグツチは記紀神話などに登場する男神。古事記では火之迦具土神あるいは火之夜藝速男神と表記され、日本書紀では軻遇突智と記されている。イザナギとイザナミの神生みにおいて生まれた火の神であり、イザナミはカグツチを産んだ際に陰部を焼かれ、その傷がも...