保食神
うけもちのかみ
- 神話・伝説
- 女神・女性

表記なし
祭神ランキング23位
保食神とは?
保食神は日本書紀に登場する女神である。宇食持命、宇食保命、宇気母智命などの異名を持ち、イザナギとイザナミの子とされる。保食神は食物起源神話に関わる神として知られており、次のような逸話がある。天照大神の命を受け葦原中国にいる保食神の様子を見に行った月夜見尊は、豪勢な食事で歓待を受ける。しかし、それらは保食神が口から吐いて生み出したものであった。そのことを知った月夜見尊は怒り狂い、保食神を殺してしまう。保食神の屍体からは頭から牛馬、額から粟、眉から蚕、目から稗、腹から稲、陰部から麦・大豆・小豆が生まれた。それらの食物は天照大神に献上され、民が生きていくために必要なものとして人々に与えられるようになった。また、天照大神は月夜見尊の所業に怒り、以来太陽と月は昼と夜に別れて出るようになったという。日本書紀に保食神は登場しないが、同じ逸話がスサノオとオオゲツヒメの話として記されている。このことから保食神とオオゲツヒメは同一視され、同じように食物の神として知られるウカノミタマ、トヨウケビメも同一神とされる。これらの逸話から、保食神のご利益は農業守護、漁業守護、養蚕守護、狩猟守護、畜産業守護などとされる。 保食神を祀る神社は、全国の稲荷社のほか、駒形神社(岩手県奥州市)などがある。
出典文献
日本書紀
先代旧事本紀
山城国風土記 逸文
神格
ご神徳
別称・異称
大宣都比売おおげつひめ
古事記
大宣津比売神おおげつひめのかみ
古事記
大気津比売神おおげつひめのかみ
古事記
大気都比売おおげつひめ
古事記
保食神うけもちのかみ
日本書紀/先代旧事本紀/山城国風土記 逸文
大気都姫神おおげつひめのかみ
先代旧事本紀
大宜都比売おおげつひめ
先代旧事本紀
大御食都姫神おおみけつひめのかみ
先代旧事本紀
保食姫命うけもちひめのみこと
その他
受保神うけもちのかみ
その他
受持命うけもちのみこと
その他
受母智神うけもちのかみ
その他
受母知神うけもちのかみ
その他
大宜津姫命おおげつひめのみこと
その他
大宜津比売神おおげつひめのかみ
その他
大宜都姫命おおげつひめのみこと
その他
大宜都比売命おおげつひめのみこと
その他
大気津姫神おおげつひめのかみ
その他
大食津姫命おおげつひめのみこと
その他
大食都比売命おおげつひめのみこと
その他
宇気持命うけもちのみこと
その他
宇気母智之神うけもちのかみ
その他
宇気母知神うけもちのかみ
その他
宇気母知能神うけもちのかみ
その他
