上内八幡宮 - 神社ファン

有名度

前頭

上内八幡宮

かみうちはちまんぐう

福岡県大牟田市大字上内1528

福岡県大牟田市大字上内1528

かんたんご利益

ご利益

この世の苦しみから人々を守る

御祭神

神社系統

この神社の主な系統は

八幡系

です。
※系統は御祭神や由緒による神社の分類です。
※主な系統は神社の主要となる系統で主祭神や神社名に関わる系統です。

由緒・歴史 | 特徴

上内八幡宮は福岡県大牟田市に鎮座する神社。御祭神は應神天皇、神功皇后、比メ神の3柱をまつる。
社格は旧村社。
上内八幡宮の創建は承平7年(937年)5月と伝えられている。当時、三池方がこの地への侵入に備え、守護神として八幡神を勧請したとされる。上内八幡宮は三池城下から見て表鬼門にあたる方角に位置し、三池の北部を守る神社として崇敬を受けてきた。
創建当初の上内八幡宮は両部系の神宮寺で、社僧が置かれていた。現在でも祈祷の際には理趣経などが用いられることがある。かつては壮大な社殿を有していたが、大友宗麟や龍造寺隆信の時代の戦乱によって焼失した。境内には往時を伝える遺構として正平塔の一部が残されている。
寛永年間(1624年~1644年)、立花内膳家の宗繁は島原の乱で原城一番乗りの功績を挙げた。その後、上内を采地として治めることとなり、上内八幡宮の再興を行った。再建後は加持祈祷を行う神社として地域の人々の信仰を集めた。
享保14年(1729年)には、上内で逃散と呼ばれる百姓一揆が発生した。旱魃や大風による不作が続き、重い年貢負担に苦しんだ農民たちは肥後領へ逃れたと伝えられる。その後、上内八幡宮は現在の鎮座地へ戻されたという。
寛政年間(1789年~1801年)には赤痢が流行した。上内立花内膳家6代の寿賰は神仏への加持祈祷を行い、大釜で煎じた薬を周辺の村々へ施したと伝えられている。人々はその恩に感謝し、上内八幡宮の境内で相撲を奉納した。この奉納相撲が旦那様祭りの始まりとされ、現在も毎年10月17日に祭礼が続けられている。
現在の神殿は昭和11年(1936年)に再興されたものである。その後も維持整備が行われ、平成22年(2010年)には神殿改修工事が完了した。
境内には大牟田市指定天然記念物の上内八幡宮のイチイガシがある。長い年月を経て育った巨木で、地域の歴史とともに守り継がれてきた。
年間を通してさまざまな祭事が行われており、1月1日の歳旦祭、4月29日の春季例祭、7月31日の夏越祭、10月17日の旦那様祭り、12月16日の例大祭が伝えられている。夏越祭では約400年近い歴史を持つ茅の輪潜りが行われる。例大祭では仮装行列も催され、多くの参拝者でにぎわう。地域の伝統行事は現在も受け継がれ、上内八幡宮は人々の信仰の場として親しまれている。
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