金龍神社 | 春日大社 - 神社ファン

有名度

大関

春日大社

かすがたいしゃ

奈良県奈良市春日野町160

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金龍神社

更新日:2026年9月27日

金運や財運のご神徳がある「金龍神社」

御本殿から南方の方角、若宮神社から奥の院道を進んだ先には、春日大社の末社「金龍神社」が鎮座しています。境内の奥まった場所に建っていますが、多くの人が訪れる人気のある神社です。
お社は春日造の銅板葺で造られており、御祭神は金龍大神がお祀りされています。昔から開発・発達の神さまとして篤く信仰されてきました。現在では開運や金運、財運のご神徳もいただけるとして信仰を集めています。
境内ではお百度参りもできます。一度の参拝だけではなく、願いを込めて何度も神前を往復して祈願する信仰が現在も行われています。
金龍神社 社殿

後醍醐天皇が天下泰平を祈願した場所

金龍神社は後醍醐天皇ゆかりの神社であり、その起源は元弘元年(1331)にまで遡ると伝えられています。
元弘元年(1331)の元弘の変では、鎌倉幕府の倒幕を計画していた後醍醐天皇の計画が露見し、天皇は難を逃れて笠置へ向かいました。
その道中、後醍醐天皇は春日大社へ潜幸し、一面の御鏡を奉安して天下泰平を祈願しました。これが金龍神社の始まりと伝えられています。
現在も金龍神社のそばには「後醍醐天皇聖蹟金龍殿址」の碑が建てられており、この場所と後醍醐天皇との深いつながりを伝えています。
春日大社 「後醍醐天皇聖蹟金龍殿址」の碑
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「禁裏殿」から「金龍殿」へ

金龍神社は別名「禁裏殿」とも呼ばれています。
後醍醐天皇が奉安したのが宮中、すなわち「禁裏」の御鏡であったことから、この場所は「禁裏殿」と呼ばれるようになったと伝えられています。
さらに春日大社の現在の由緒では、かつて龍が天皇のしるしとされ、天皇が即位の際に着用する装束にも龍の文様が刺繍されていたことが紹介されています。
この天皇を象徴する龍と、春日大社に古くから伝わる龍神信仰が重なり、「禁裏殿」から「金龍殿」と称されるようになり、やがて御社として金龍神社が創建されたと伝えられています。
単に「金運」の金と龍を組み合わせた名前ではなく、後醍醐天皇と春日の龍神信仰に由来する名前であることは、金龍神社を参拝するうえで知っておきたい由緒です。
例祭は8月25日に行われます。これは後醍醐天皇が笠置へ向かった元弘の変と同じ8月25日であり、現在もその由緒を伝えています。
金龍神社の龍

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