奥宮 影向石 | 大鳥大社 - 神社ファン

有名度

関脇

大鳥大社

おおとりたいしゃ

大阪府堺市西区鳳北町1-1-2

😞 🙁 😐 🙂 😄

奥宮 影向石

更新日:2026年7月27日

社殿創建以前から信仰を集める奥宮

本殿の裏手へ進むと小さな鳥居が建ち、その先の小道を抜けると、ひっそりと鎮座する小さな祠があります。ここが大鳥大社の「奥宮」です。本殿周辺とは異なる静寂に包まれた神域で、古くから特別な聖地として大切に守られてきました。
奥宮の鳥居
社伝によると、大鳥大社の御祭神・日本武尊は伊勢国能褒野で亡くなった後、その魂が白鳥となって各地を飛び、最後にこの地へ舞い降りたと伝えられています。奥宮は、その白鳥が降り立った場所とされる神聖な地であり、大鳥大社発祥の地として古くから信仰を集めてきました。
奥宮 社殿
華やかな社殿とは異なり、奥宮は自然に囲まれた落ち着いた雰囲気が魅力です。本殿を参拝した後に奥宮まで足を延ばすことで、大鳥大社に伝わる白鳥伝説をより身近に感じることができます。
スポンサーリンク

社殿建立以前からまつられる影向石

祠の中には、「影向石(ようごういし)」と呼ばれる神石がまつられています。「影向」とは、神仏がこの世に姿を現すことを意味する言葉で、影向石は神が降臨した場所として古くから崇敬されてきました。
大鳥大社によると、この神石は社殿が建立される以前から信仰の対象となっていたと伝えられています。また、江戸時代の地誌『和泉名所図会』にも影向石が描かれており、古くから大鳥大社を代表する霊跡として広く知られていたことがうかがえます。
影向石
現在も祠の中で静かにまつられる影向石は、自然そのものを神として崇拝した古代信仰の姿を今に伝える貴重な存在です。社殿が建つ以前からこの場所が聖地として信仰されていたことを物語る、大鳥大社でも特に歴史の深い見どころといえるでしょう。

「歯痛さん」と親しまれる神石

影向石は、地元では古くから「歯痛さん」「歯神さん」と親しまれ、歯の健康を守る神様として信仰されてきました。歯の痛みを鎮めるご利益があると伝えられ、地域の人々はもちろん、歯の健康を願う参拝者も訪れています。
大鳥大社 影向石 縦
華やかな社殿や大鳥造の本殿とは趣の異なる奥宮は、大鳥大社の信仰の原点を感じられる場所です。本殿参拝の後はぜひ奥宮にも足を運び、白鳥伝説が伝わる神聖な空気と、社殿建立以前から受け継がれてきた古代信仰の歴史に触れてみてください。

この記事を0人の方がいいねといっています



スポンサーリンク

大鳥大社の人気記事