有名度
関脇石切劔箭神社
いしきりつるぎやじんじゃ
大阪府東大阪市東石切町1-1-1
宝物館・石切劔箭神社東庭園
更新日:2026年9月9日
「石切丸」「小狐丸」などを所蔵する宝物館
石切劔箭神社の穂積殿には、神社に伝わる数々の御神宝を収蔵する宝物館があります。普段は公開されていませんが、毎年春季大祭の4月15日・16日と秋季大祭の10月21日・22日に一般公開されるほか、特別公開が行われることもあります。
宝物館を代表する御神宝が、平安時代に作られた「太刀 石切丸」です。
三條有成作と伝わる太刀で、昭和14年(1939)には重要美術品に認定されました。「石切劔箭神社」と刀にまつわる信仰を象徴する御神刀の一つです。
もう一振り注目したいのが、三條宗近作と伝わる「太刀 小狐丸」。三條宗近は、稲荷明神の力を借りて名剣を鍛えたという能「小鍛冶」で知られる刀工で、石切劔箭神社ではこの太刀を、その伝説に登場する「小狐丸」と伝えています。
宝物館にはこのほか、刀剣、銅鏡、古墳出土品、石製品、古文書、御神札の版木、瓦、掛け軸、絵画など、石切劔箭神社の歴史を伝えるさまざまな御神宝が収蔵されています。
また、改元奉祝事業では「復元太刀石切丸」やその拵、復元された「天羽々矢」、靭なども奉納されました。
天羽々矢は石切劔箭神社の由緒とも深く関わる矢です。神武天皇が大和へ進んだ際、可美真手命と神武天皇は互いに天孫の証である天羽々矢を示し合い、ともに天孫であることを確認したと伝えられています。
近年は『刀剣乱舞ONLINE』とのコラボレーションも行われ、宝物館の公開に合わせて刀剣男士「石切丸」の等身大パネルが展示されたこともあります。
宝物館の公開日や展示内容は通常と異なる場合があるため、訪れる前に石切劔箭神社公式サイトのお知らせを確認しておくのがおすすめです。

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石切劔箭神社東庭園
御本殿の右手、祈祷殿の奥にあるのが「石切劔箭神社東庭園」です。小さな池を中心に石組や植栽が配置された池泉庭園で、平成30年(2018)に完成しました。
庭園を手がけたのは、京都・嵐山にある小島庭園工務所です。
大きな特徴は、石切劔箭神社の東にそびえる生駒山の風景が庭園の中に表現されていることです。
築山を生駒山に見立てて山石を組み、水の流れには生駒石が使われています。上流から流れ落ちる水は、生駒山から湧き出す水をイメージしたものです。
池の周囲にも大小さまざまな石が組まれ、石橋や六方石などが配置されています。規模はそれほど大きくありませんが、限られた空間の中に山、水、石を組み合わせ、生駒山麓に鎮座する石切劔箭神社らしい景観が作られています。
池のすぐ近くにはツツジも植えられており、春になると赤い花が庭園を彩ります。
お百度参りで多くの参拝者が行き交う境内とはまた違い、水の流れや石組を眺められる落ち着いた場所です。御本殿を参拝した際には、祈祷殿の奥にある東庭園にも目を向けてみてください。

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