水神社・神馬像 | 石切劔箭神社 - 神社ファン

有名度

関脇

石切劔箭神社

いしきりつるぎやじんじゃ

大阪府東大阪市東石切町1-1-1

😞 🙁 😐 🙂 😄

水神社・神馬像

更新日:2026年9月9日

神霊池に鎮座する水神社

境内の神霊池には、石切劔箭神社の末社である水神社が鎮座しています。池の中に小さな社殿が建ち、水辺に祀られた水神社らしい景観を見ることができます。
御祭神は、水を司る罔象女神(みつはのめのかみ)と天水分神(あめのみくまりのかみ)の2柱です。
罔象女神は日本神話に登場する代表的な水の神で、天水分神も水の分配を司る神です。農耕に欠かせない水をもたらす神として信仰されてきました。
また、天水分神の「みくまり」は、後世に「みこもり(御子守)」と結びつけられ、子どもを守る神としても信仰されるようになりました。そのため水神社では、水の恵みだけでなく安産や子育てを願う信仰も伝えられています。
毎年7月2日には水神社の例祭が斎行されます。
水神社 鳥居と社殿

「祈亀」の由来となった神霊池

水神社が鎮座する神霊池は、石切劔箭神社の「祈亀(いのりがめ)」と深い関係を持つ場所です。
かつて石切劔箭神社では、生きた亀の甲羅に願い事を書き、神霊池へ放すという祈願が行われていました。願いを託された亀は千匹にも及んだと伝えられています。
現在は、生きた亀の甲羅に願いを書くことはありません。その代わりとして用意されているのが、陶器で作られた「祈亀」です。
祈亀には願い事を書いた紙を腹部に納め、神霊池へ奉納します。池を見ると数多くの祈亀が水面に浮かんでおり、現在の石切劔箭神社でも特徴的な祈願風景の一つとなっています。
水神社の亀
さらに願いが成就した際には、ひと回り大きな「御礼亀」に感謝の気持ちを書いた紙を納めて奉納します。祈亀が願いを託す亀であるのに対し、御礼亀は願いが叶ったことへの感謝を伝える亀です。
生きた亀に願いを託していたかつての信仰が、現在では祈亀と御礼亀という形に変わって受け継がれています。
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元競走馬イシキリツルギヤ号をモデルにした神馬像

境内には、かつて石切劔箭神社の神馬として奉仕した「イシキリツルギヤ号」をかたどった神馬像があります。
イシキリツルギヤ号は牝の元競走馬です。馬主が石切劔箭神社の熱心な崇敬者であったことから、競走馬を引退した後に神社へ奉納され、神馬となりました。
神馬とは、神様が乗る馬として神社に奉納された馬のことです。かつては実際の馬を神社へ奉納することが行われ、そこから馬を描いた板を奉納する「絵馬」の風習が生まれたともされています。
神馬像
イシキリツルギヤ号も神馬として石切劔箭神社に仕え、大祭などでその役目を果たしました。元競走馬が引退後に神馬となったという経歴もあり、歴代の神馬のなかでも特に崇敬者から親しまれたと伝えられています。
現在境内にある神馬像は、石切劔箭神社で神馬として奉仕したイシキリツルギヤ号の姿を今に伝えています。

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