蒲生秀実(君平)顕彰碑・精子の動きの撮影に成功したイチョウ記念碑 | 宇都宮二荒山神社 - 神社ファン

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宇都宮二荒山神社

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蒲生秀実(君平)顕彰碑・精子の動きの撮影に成功したイチョウ記念碑

更新日:2026年4月1日

蒲生秀実(君平)顕彰碑

蒲生秀実(君平)顕彰碑は、初辰稲荷神社と東照宮の間に建立されている記念碑で、江戸時代後期の思想家・蒲生君平の功績を顕彰するために建てられたものです。
この顕彰碑は、明治14年(1881年)に蒲生君平へ正四位が追贈されたことを契機に、宇都宮や東京の有志によって建立されました。君平の学問と思想が明治維新に影響を与えたことが評価され、その志操を後世に伝える目的で設けられています。
蒲生君平(秀実)は1768年(明和5年)、宇都宮に生まれた儒学者で、高山彦九郎・林子平とともに「寛政の三奇人」の一人に数えられます。歴代天皇の陵墓を調査した『山陵志』や、官職制度をまとめた『職官志』を著し、尊皇思想を早くから唱えた人物として知られています。また、「前方後円墳」という言葉を用いたことでも知られています。
現在も境内に残る顕彰碑は、宇都宮ゆかりの偉人の業績を伝える存在であり、神社が地域の歴史や文化を今に伝える場であることを示す見どころの一つです。また、二荒山神社から徒歩10分ほどの場所には蒲生君平を祀る蒲生神社があり、受験合格のご神徳で知られ、多くの参拝者の信仰を集めています。

精子の動きの撮影に成功したイチョウ記念碑

宇都宮二荒山神社の境内には、本殿に向かって右手、須賀神社の前に「精子の動きの撮影に成功したイチョウ記念碑」があります。境内にある数多くの記念碑の中でも、特に学術的価値を持つ石碑で、植物学史に関わる重要な出来事を記念したものです。
この記念碑の対象となっているイチョウは、樹齢約300年とされる雌株で、古くから境内に生育してきた木です。イチョウは精子によって受精する植物として知られ、その精子自体は1896年(明治29年)に植物学者・平瀬作五郎によって発見されました。
しかし、精子が実際に動く様子は長らく観察されていませんでした。これに対し1972年(昭和47年)、高校教諭である松本正臣・斎藤長重の両氏により、このイチョウのギンナンを用いた研究によって、動く精子の姿が世界で初めて映像として記録されました。この成果を記念して建立されたのが、このイチョウ記念碑です。
碑はイチョウの木の近くに鎮座しており、碑文にはこの発見の経緯が刻まれています。宇都宮二荒山神社の境内にあるこのイチョウが、世界的な植物学の発見に関わったことを伝える、非常に特徴的な見どころの一つとなっています。
宇都宮二荒山神社 イチョウ記念碑

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