庚申系
こうしん
- 信仰
神社系統ランキング123位(18社)
系統説明
庚申信仰の神社の系統。
庚申信仰は中国の道教で説く三尸説を起源とし、仏教や神道、修験道など様々な信仰と結びつき民間信仰として独自に発展した。
祭神
祭神は猿田彦命。
猿田彦命がなぜ庚申の神としてまつられているかについては複数の説があり、「猿」の字が「庚申」の「申」に通じたことや、猿田彦命は塞の神とも同一視されており、塞の神の別名を「幸神」と書いて「こうしん」とも読めることに由来するなどがある。また江戸時代の神学者・山崎闇斎によって庚申猿田彦説が提唱され、全国に広まったとされる。
系統分布
庚申系は全国でみられる系統。
庚申信仰とは
庚申信仰とは中国の道教に由来する民間信仰で、日本では道教の三尸説を中心に神道、仏教、修験道など様々な信仰や習慣が混ざりあい庶民の間に広まった。
道教では庚申 の夜に三尸という3匹の虫が体から抜け出し、天帝にその人の罪過を告げ早死にさせようとすると信じられていた。道士はそれを防ぐために一晩中、寝ずの行を行ったが、これが日本に伝わり神格化する一方、「庚申待」「庚申講」と呼ばれ、人びとが一所に集まり、酒食と共に徹夜で歓談する行事となった。
日本には奈良時代に伝わったといわれ、初めは貴族の間で「庚申待」が流行した。身を慎んで静かに夜明かしをする道教に対して、酒肴を整え碁や双六、詩歌管絃などをしながらにぎやかに夜を過ごした。
庶民の間に広まったのは室町時代とされる。近世には集落で講が組織され、60日ごとの庚申の日に集まって庚申の画を掲げてまつり、その後、共に飲食しながら夜を徹して談笑するなど一種の社交場ともなっていた。
各地に庚申堂、庚申塔、庚申塚などが建てられ、庚申塔は庚申講を18回続けて行った記念に建てられたものが多かったといわれるが、60年に一度の庚申の年に建てられた塔も多く残されている。
主なご利益
- 延命長寿
- 病気除け
庚申系の祭神である猿田彦命は、庚申の神として延命長寿や病気除けのご利益がある。
同系統の主な神社
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青森県弘前市百沢字東岩木山1-39
主な祭神山姫の神 庚申神(猿田彦大神) 龍姫乃命(工藤 むら=親神様)
主な神社系統庚申系
- 健康
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福岡県福岡市早良区藤崎1丁目1−41
主な祭神猿田彦大神
主な神社系統庚申系
- 厄除・開運
- 学業・技芸
- 仕事
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福岡県直方市山部601番
主な祭神猿田彦大神 青面金剛 金剛夜叉明王
主な神社系統庚申系
- 健康
- 厄除・開運
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奈良県五條市西吉野町赤松287
主な祭神猿田彦神
主な神社系統庚申系
- 健康
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京都府京都市右京区山ノ内荒木町3
主な祭神猿田彦大神
主な神社系統庚申系
- 健康
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三重県津市安濃町粟加1255
主な祭神伊邪那岐命 伊邪那美命 大山祇命 火之迦具土命 猿田彦命
主な神社系統三島・大山祇系 愛宕・秋葉系 庚申系
- 仕事
- 安全
- 厄除・開運
- その他
- 健康
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静岡県富士宮市山本160
主な祭神猿田毘古神
主な神社系統庚申系
- 家庭
- 仕事
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山梨県北都留郡丹波山村押垣外四七六
主な祭神佐田比古命
主な神社系統庚申系
- 健康
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神奈川県座間市栗原中央1-35-15
主な祭神猿田彦大神
主な神社系統庚申系
- 健康
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東京都東村山市野口町一丁目8番17
主な祭神猿田彦
主な神社系統庚申系
- 健康
