庚申神
こうしんのかみ
- 神話・伝説
- 不明

土佐秀信(仏像図彙)

玉蘭斎貞秀(神佛図會)
祭神ランキング655位
庚申神とは?
庚申神は中国の道教を起源とし、日本の神道、仏教などと結びつき独自に発展した民間信仰の神。神道では猿田彦命を、仏教では青面金剛をまつる。中国の道教では、庚申 《かのえさる》の夜に三尸という3匹の虫が体から抜け出し、天帝にその人の罪過を告げると信じられていた。道士はそれを防ぐために一晩中、寝ずの行を行ったが、これが日本に伝わり庚申様が神格化する一方、「庚申待」「庚申講」と呼ばれ、人びとが一所に集まり、酒食と共に徹夜で歓談する行事となった。日本での庚申信仰は天台宗の修験者が広めたともいわれる。庚申神は山王信仰の影響を受け、神の使徒である猿と神名に「猿」を持つ猿田彦命を習合したことで猿神とも結びついた。また青面金剛は、従者の三猿(見ざる言わざる聞かざる)を連れている姿でも描かれている。ご利益は無病息災、厄除けなど。 庚申神は猿田彦神社(栃木県日光市)や八坂庚申堂(京都府京都市)などの寺社でまつられている他、全国の寺社境内で庚申塔、庚申塚を見ることもできる。また各地の猿田彦神社や、猿田彦命をまつる神社では、年に6回程ある庚申の日に庚申祭を行っているところも多い。「庚申さま、庚申さん」の愛称でも親しまれている。
出典文献
申信仰
神格
猿の神
ご神徳
無病息災 厄除け
