来宮系
きのみや
- 神社(分霊)
神社系統ランキング200位(6社)
系統説明
静岡県熱海市の来宮神社を総本宮とする神社の系統。
熱海郷の地主神として古くから信仰され、来宮大明神、木宮明神と呼ばれた。キノミヤ信仰の影響が濃く表れた神社で、樹木神、漂着神をまつる神社の代表的な1社に数えられる。
祭神
祭神は日本武尊、五十猛命、大己貴命の3柱。
同系統では日本武尊や五十猛命が単独でまつられている神社もある。
系統分布
来宮系は総本宮のある静岡県で多くみられる系統。主な同系統の神社名は「来宮」などがある。
キノミヤ信仰
キノミヤ信仰とは、神奈川県西部から静岡県の伊豆半島東海岸にかけて分布する民間信仰をいう。
キノミヤには木宮、来宮、季宮、奇宮、黄宮、紀伊宮などの文字があてられ、祭神も同一ではないが、樹木神や漂着神がまつられていることが多く、社伝にも「漁師の網にかかった木像をまつった」、「付近の浜に流れ着いた」などがみられる。
信仰には様々な説があり、主に樹木信仰説、漂着神信仰説、紀伊国からきた神とする説、忌の宮信仰説などがあげられる。
伊豆地方の「キノミヤ神社」十数社には樹齢千年以上の御神木があり、木の神が祭神としてまつられているなど樹木信仰がみられる。また「木の宮」を挽物細工の職人である木地師たちの信仰の対象とする説もある。これに関連して、「木の国」でもある紀伊国の紀をあてた「紀の宮」には、木地師の祖とされる惟喬親王をまつる神社もあり、古くは木宮大権現、紀伊宮大権現とも呼ばれたという。
「来の宮」は海から「来る」ものをまつる漂着神信仰によるとされる。伊豆地方のキノミヤ信仰の分布と、鹿島踊りの盛んな地域とは重なるといわれる。鹿島踊りは鹿島神宮の信仰から起こったといわれるが、弥勒菩薩の乗った船の到来を告げる歌詞もあることから、海からやってきた神を迎える儀式の踊りとされる。
「忌の宮」は物忌みを由来とする説があり、氏子たちが鳥を食べること、酒を飲むことを一定期間禁忌とする神社もある。
主なご利益
- 殖産興業
- 良縁招来
来宮系は殖産興業や良縁招来のご利益がある。
総本社
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静岡県熱海市西山町43-1
主な祭神日本武尊 五十猛命 大已貴命
主な神社系統来宮系
- 仕事
- 恋愛
- その他
- 安全
同系統の主な神社
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静岡県伊東市八幡野1
主な祭神誉田別命 伊波久良和氣命
主な神社系統八幡系 来宮系
- 仕事
- 厄除・開運
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茨城県笠間市来栖1105番地
主な祭神日本武尊
主な神社系統来宮系
- 仕事
- 恋愛
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静岡県伊豆市八幡106
主な祭神五十猛命
主な神社系統来宮系
- 仕事
- 恋愛
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静岡県伊豆市冷川222
主な祭神五十猛命
主な神社系統来宮系
- 仕事
- 恋愛
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静岡県賀茂郡南伊豆町手石1186-2
主な祭神杉桙別命
主な神社系統来宮系
- 仕事
- 恋愛
