一言主系
ひとことぬし
- 神様
- 神社(分霊)
神社系統ランキング82位(37社)
系統説明
一言主をまつる神社もしくは社名に一言主と付く神社の系統。
奈良県御所市の葛城一言主神社を総本宮とする。他にも高知県高知市の土佐神社や茨城県常総市の一言主神社も有名。
祭神
祭神は一言主。一言主は記紀神話や続日本紀などに登場する。
一言主は古代の豪族の葛城氏がまつる葛城の神とされる。一言主をまつる氏族には賀茂(鴨)氏がいたともいわれ、賀茂氏のまつる味耜高彦根尊(0015)と一言主を同一視する説もあり、一言主神社でも味耜高彦根尊が祭神としてまつられていることがある。また一言主は大国主神の子である事代主と名前の音や託宣の神という性格の類似から、同一神と捉えてまつる神社もある。
系統分布
一言主系は数が多くはないが全国でみられる系統。主な同系統の神社名は「一言主」などがある。
一言主とは
一言主は記紀神話の雄略天皇の説話に登場する神で、天皇が葛城山に出かけた際に姿を現す。古事記では天皇の一行と同じ姿、装束をしており、畏怖の念を抱いた天皇は自身の武具や供の官吏の衣服を脱がせ献上している。日本書紀では天皇と顔や姿が似ているとし、名乗り合った後、共に狩りを楽しんだとある。古事記の神が上位にあった関係に対し、日本書紀では対等、もしくは天皇が上位の関係として描かれている。
平安時代に編纂された「日本霊異記」や「今昔物語」にみられる役行者の説話では、人に憑いて役行者を陥れたり、役行者の命に従わず呪術によって縛られ谷底に置き去りにされたりと、前代での一言主に対する敬意は失われている。他に「枕草子」「源氏物語」「和泉式部日記」など多くの文学作品にも葛城の神として登場するが、いずれも揶揄するような表現で見られる。
時代を下るほど一言主が零落していくのは、天皇の外戚として大和政権の中枢にいた葛城氏が、新興氏族の大伴、物部氏などの台頭によって衰退し、ついには雄略天皇の時代に滅ぼされたことに関連しているともいわれる。
主なご利益
- 心願成就
一言主系の祭神である一言主は、善いことも悪いことも一言で言い放つ託宣の神とされる。一言願えば、よく聞き分け何ごとでも叶えてくれるといわれ、心願成就のご利益が有名。
総本社
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奈良県御所市森脇432
主な祭神一言主大神
主な神社系統一言主系
- その他
有名神社
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高知県高知市一宮しなね2丁目16−1
主な祭神味鋤高彦根神 一言主神
主な神社系統一言主系
- 家庭
- 仕事
- その他
- 安全
- 健康
- 厄除・開運
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茨城県常総市大塚戸町875番地
主な祭神一言主大神(事代主之神)
主な神社系統一言主系
- その他
同系統の主な神社
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高知県須崎市浦ノ内東分3579番
主な祭神一言主命
主な神社系統一言主系
- 恋愛
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徳島県鳴門市北灘町桑田字池谷2
主な祭神一言主神
主な神社系統一言主系
- 健康
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奈良県葛城市疋田402
主な祭神一事尼古大神 事代主大神
主な神社系統一言主系
- その他
- 仕事
- 厄除・開運
- 健康
- 学業・技芸
- 安全
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奈良県御所市高天476
主な祭神一言主大神 後醍醐天皇 楠正成
主な神社系統一言主系 楠木系
- その他
- 厄除・開運
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京都府船井郡京丹波町口八田宮ノ本13
主な祭神一言主命
主な神社系統一言主系
- その他
