ヤソマガツヒノカミ 神社の神様 - 神社ファン

ヤソマガツヒノカミ

やそまがつひのかみ

  • 神話・伝説
  • 不明
ヤソマガツヒノカミ

玉蘭斎貞秀(神佛図會)

祭神ランキング221位

ヤソマガツヒノカミとは?

ヤソマガツヒノカミは記紀神話などに登場する女神である。古事記では八十禍津日神、日本書紀では八十枉津日神と記す。また、それぞれに兄弟神として大禍津日神と枉津日神がおり、2柱を総称して「禍津日神」とも呼ばれる。神産みにおいて黄泉の国から帰還したイザナギが禊ぎを行った際に流れた黄泉の穢れから生まれた神で、災厄を司る神とされている。神話上ではこれらの神が生まれた直後に直毘神と伊豆能売が生まれており「禍津日神」の厄災を祓う役割を担っている。また、ヤソマガツヒノカミは穢れそのものの神格化であり穢れをコントロールできるという観点から、ヤソマガツヒノカミを祀ることで穢れを避けることができると考えられてきた。この考え方の源流には本居宣長の「禍津日神」が悪神でありこの世の全ての不条理を彼らの仕業とする説がある。一方で平田篤胤は「禍津日神」を善神と定め、悪を悪と認識する人の心の表れであるとしている。悪に直面して怒る人の心は「禍津日神」によって生まれ、直毘神によって鎮められると平田篤胤は語っている。これらのことからヤソマガツヒノカミのご利益は、厄除け、開運招福などとされている。 ヤソマガツヒノカミは警固神社(福岡県福岡市)などで祀られている。

出典文献

古事記

日本書紀

先代旧事本紀

神格

災厄の神 祓除の神

ご神徳

厄除け 開運招福

別称・異称

八十禍津日神

やそまがつひのかみ

古事記/先代旧事本紀

八十枉津日神

やそまがつひのかみ

日本書紀

関連する神様

禍津日神  オオマガツヒノカミ 

祀られている主な神社

警固神社
(福岡県中央区天神二丁目2番20号)
櫻井神社
(福岡県糸島市志摩桜井4227番)
早吸日女神社
(大分県大分市大字佐賀関3329)
善知鳥神社
(新潟県佐渡市相川下戸村415番地)
神部神社
(山梨県甲州市塩山上萩原一四一五)