禍津日神
まがつひのかみ
- 神話・伝説
- 不明

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禍津日神とは?
禍津日神は記紀神話などに登場する神。古事記では八十禍津日神と大禍津日神の二柱、日本書紀では八十枉津日神と枉津日神、二柱の総称とされる。黄泉国から戻った伊邪那岐命が、身を清めるため中瀬で禊祓を行い、身体をすすいだ時に生まれた。二柱は黄泉国の穢れより生まれた災厄の神であり、続けて生まれた禍を直す神直毘神、大直毘神とは対の立場にあると考えられている。神名の「禍」は災禍を、「日」は神霊を表すとされ、神格については災厄の神として凶事をもたらすとする説と、災禍を正す祓除の神とする説があり、何をもって善悪の判断をしているかが解釈の違いに表れている。また鎌倉時代の神道書「倭姫命世記」などには、皇大神宮(三重県伊勢市)の別宮・荒祭宮の祭神・天照大御神の荒魂を、八十禍津日神と祓いの神・瀬織津姫とし、二柱を同一神と見る記述がある。後年、禍を司る禍津日神を正しくまつることで災厄から逃れられるとの考えが広がり、信仰を集めるようになった。ご利益は厄除けや開運招福など。 禍津日神は秩父神社(埼玉県秩父市)、中谷神社(岡山県苫田郡)などで祭神としてまつられている。警固神社(福岡県福岡市)のように、対になる直毘神と共にまつられている神社も多くみられる。
神格
災厄の神 祓除の神
ご神徳
厄除け 開運招福
