オオトノジ
おおとのぢ
- 神話・伝説
- 男神・男性

玉蘭斎貞秀(神佛図會)

音川安親(万物雛形画譜)
祭神ランキング125位
オオトノジとは?
オオトノジは記紀神話などに登場する男神。古事記では意富斗能地神、日本書紀では大戸之道尊と記述されている。「神世七代」の第5代の神とされ、男神のオオトノジと女神のオオトノベの二柱で一対の夫婦神である。天地開闢においてどのような役割を果たした神様かは明確ではないが、記紀における表記の他にも、大戸之邊、大戸摩彦尊、大富道尊などの表記が文献より見られることから広く信仰されている神様と言える。一方では、古事記における「神世七代」の解釈には伊耶那岐神、伊耶那美神の国生みをゴールとした、世界生成の過程を描いたものであるという学説がある。この学説から、神様の姿が混沌とした形から、人間の形へと変化をとげる過程を意味しているとも解釈されている。オオトノジのトの文字は「ミトのマグワイ」の「ト」であり、女神のオオトノベと一対になることで男女の性器を現しているとも言われている。この事から、オオトノジは生命に具体的な形をもたらす生成を司る神様として敬われている。 オオトノジを祀る神社は全国に数多く存在するが、その中でも熊野速玉大社は有名。熊野速玉大社の第十二殿飛行宮の祭神とされている。
出典文献
古事記
日本書紀
神格
大地の神 五臓の神(心臓)
ご神徳
大地の安定 開運招福
別称・異称
意富斗能地神おおとのじのかみ
古事記
大戸之道尊おおとのじのみこと
日本書紀
大富道尊おおとのじのみこと
日本書紀
大戸之辺おおとのべ
日本書紀
大戸摩彦尊おおとまひこのみこと
日本書紀
大戸導尊おおとのじのみこと
その他
大斗之道命おおとのじのみこと
その他
意富斗能知神おおとのじのかみ
その他
