坂本龍馬と霧島神宮 | 霧島神宮 - 神社ファン

有名度

大関

霧島神宮

きりしまじんぐう

鹿児島県霧島市霧島町田口2608-5

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坂本龍馬と霧島神宮

更新日:2026年8月1日

日本初の新婚旅行で霧島を訪れた坂本龍馬ゆかりの地

霧島は古くから豊かな自然と温泉に恵まれ、多くの歴史上の人物が訪れた土地です。なかでも幕末の英雄・坂本龍馬が妻のおりょうとともに訪れたことはよく知られており、その旅は日本初の新婚旅行ともいわれています。現在でも霧島神宮や塩浸温泉には二人の足跡が残され、多くの歴史ファンが訪れる人気のスポットとなっています。
慶応2年(1866)、龍馬は京都の寺田屋事件で負った傷の療養と心身の静養を兼ね、おりょうを伴って薩摩を訪れました。西郷隆盛や小松帯刀ら薩摩藩の支援もあり、約1か月半にわたって霧島や塩浸温泉に滞在したと伝えられています。この旅では温泉で傷を癒やすだけでなく、霧島神宮への参拝や高千穂峰への登山なども楽しみ、夫婦で各地を巡りました。
龍馬は霧島神宮を参拝した際の様子を、姉・乙女へ宛てた手紙に詳しく書き残しています。

「霧島山より下り、きり島の社にまいりしが 是は実大きなる杉の木があり、宮もものふり極とふとりかし」

この手紙からは、現在も境内に残る御神木の大杉や、壮麗な社殿に深い感銘を受けた様子が伝わってきます。約160年前に龍馬が眺めた景色を、現在の参拝者も同じように見ることができるのは、霧島神宮ならではの魅力です。
新婚旅行の坂本龍馬とおりょうのパネル
霧島滞在中には、高千穂峰にも登ったとされています。当時は女人禁制だったため、おりょうは男装して登山したという逸話が伝えられています。また、山頂に立つ「天逆鉾」を龍馬が引き抜いて元へ戻したことや、その際に鉾の穴から天狗のような顔が現れ、おりょうと二人で大笑いしたという出来事も手紙に記されています。こうした飾らない文章からは、龍馬夫妻が旅を心から楽しんでいた様子をうかがうことができます。
現在、霧島神宮の展望台近くには坂本龍馬・おりょう新婚旅行記念パネルが設置されており、多くの参拝者が記念撮影を楽しんでいます。また、華林寺跡は龍馬夫妻が宿泊した場所として伝えられ、塩浸温泉にも龍馬ゆかりの史跡が残されています。霧島神宮を訪れる際は、神話の舞台としてだけでなく、坂本龍馬とおりょうが歩いた足跡をたどりながら参拝すると、歴史のロマンをより身近に感じることができるでしょう。

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