岩窟内に建つ美しい御本殿 | 鵜戸神宮 - 神社ファン

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大関

鵜戸神宮

うどじんぐう

宮崎県日南市大字宮浦3232番

岩窟内に建つ美しい御本殿

更新日:2026年5月16日

御本殿

鵜戸神宮の御本殿は、波浪による侵食で形成された海蝕洞(かいしょくどう)内に鎮座しています。東西38メートル、南北29メートル、高さ8.5メートルの広さを誇る岩窟のなかに建つ、美しい朱色の御本殿は見どころのひとつでしょう。豊玉姫がご祭神「日子波瀲武鸕鷀草葺不合尊」を産むために、産屋が建てられた神聖な場所です。また宮崎県内では唯一、岩窟内に建てられた貴重な建物です。
本殿MaedaAkihiko (wikipedia CC 表示-継承 4.0)
御本殿は、本殿、幣殿、拝殿が一体となった権現造風の八棟造が特徴です。屋根には千鳥破風と唐破風が設けられています。
創建時期については、第10代崇神天皇、第12代景行天皇、第33代推古天皇の時代など諸説ありますが、詳しくはわかっていません。宮崎県の最初の地誌である『日向地誌』には、1459年に第102代後花園天皇が勅使を派遣して岩屋を見聞させたと記録が残されています。
本殿 正面
現在の本殿は、江戸時代の1711年に五代飫肥藩主伊東祐実によって改築されたものです。その後は1890年(明治22年)に大規模な改修が行われ、さらに1968年(昭和43年)にも修復が加えられました。近年では、屋根や本殿の老朽化が目立つようになったため、1997年(平成9年)に改修が行われています。幾度もの改修が行われていますが、様式は往時のままの状態が保たれています。その文化的価値の高さや、岩窟内に納まるように緻密に計算されていること、神社本殿としては珍しい平面形式であることなどが評価され、1995年には宮崎県の有形文化財に指定されました。
本殿 横

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