鵜戸山の磨崖仏 | 鵜戸神宮 - 神社ファン

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鵜戸神宮

うどじんぐう

宮崎県日南市大字宮浦3232番

鵜戸山の磨崖仏

更新日:2025年7月10日

神仏習合時代の名残をとどめる磨崖仏

鵜戸神宮の見どころのひとつに、磨崖仏(まがいぶつ)があげられます。磨崖仏とは、自然の岩盤や露出した岩などに施された石仏の一種です。宮鵜戸山仁王護国寺の第47世別当隆岳の在任中である1764年から1765年にかけて、崎古城村(現在の宮崎市古城)出身の仏師延寿院によって製作されました。1970年には市指定文化財に指定された、文化的にも貴重な遺物です。
鵜戸山の磨崖仏 案内石板
これらの磨崖仏は、第1駐車場付近の坂を進んだ先で見ることができます。途中、道が分岐しており、一方は「不動明王像」へ、もう一方は「閻魔大王像及び四天像」へと続きます。案内板の指示に従ってお進みください。

不動明王像

「不動明王像」への道を進むと、岸壁に彫られた不動明王像が現れます。仏身の高さは1.27メートル、火焔光背は1.55メートルで、かつては極彩色が施されていました。現在でもわずかに、その痕跡を確認することができます。
岸壁に彫られた不動明王像

閻魔大王像及び四天像

「閻魔大王像及び四天像」への道を進むと、「閻魔大王像」と「四天像」が彫られた岩が鎮座しています。
岩に彫られた閻魔大王像及び四天像
海辺の潮風にさらされて風化が進んでいますが、閻魔大王像に関しては保存状態が良好です。
岩に彫られた閻魔大王像
四天像は少し風化がしていますが、4体の像の動きはしっかりと確認できます。
岩に彫られた四天像
これらの磨崖仏は、当時、鵜戸山守護仏として極彩色が施され、祀られていたと考えられています。
かつて不動明王の近くには両童子が並び、護摩堂も設けられていました。また閻魔大王と四天王像についても、共に祀られており、堂が建立されていたと伝わります。
神仏習合時代の貴重な遺産であり、現在も信者の方がお参りに訪れます。

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