沖ノ島の禁忌 | 宗像大社 沖津宮 - 神社ファン

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関脇

宗像大社 沖津宮

むなかたたいしゃ おきつぐう

福岡県宗像市大島沖之島

沖ノ島の禁忌

更新日:2025年7月20日

沖ノ島を守る「おきて」

沖ノ島には禁忌と呼ばれる「しきたり」があります。古くから神宿る島として崇められてきた沖ノ島を守るためのものであり、これにより古代の祭祀跡や貴重な自然環境が現代まで残されてきました。これらの禁忌がいつ頃からあったのかは分かっていませんが、少なくとも江戸時代の文献に記されています。ここでは、この島に伝わる禁忌をそれぞれご紹介させていただきます。
まず1つ目は「不言様(おいわずさま)」です。
沖ノ島で見聞きしたことは一切口外してはいけません。島そのものは「お言わずさま」とも呼ばれ、人々は畏敬の念を持って現代までこの伝統を守ってきました。
2つ目は「一木一草一石たりとも持ち出してはならない」です。
沖ノ島からは木や草、石など、一切のものを持ち出してはいけません。江戸時代には、この掟を破った人に祟りがあったという言い伝えがあります。このしきたりにより、島の古代祭祀遺跡はほぼ手つかずの状態で保存されてきました。ただし、島にわき出る水だけは御神水として持ち帰ることが許されています。
3つ目は「禊(みそぎ)」です。
島に入る前には全ての衣服を脱いで海に浸かり、心身を清める禊を行わなければなりません。現在も10日交代で宗像大社の神職1人が島に常駐していますが、この神職も毎朝、禊を行っています。
4つ目は「四足動物の肉食禁止」です。
島内では豚や牛などの四本足の動物の肉を食べることは禁止されています。
5つ目は「女人禁制」です。
沖ノ島は古くから女人禁制とされてきました。現在では性別を問わず一般の人の立ち入りが禁止されています。島は神聖な場所として厳重に保護されており、これらの制限により島の文化的・自然的価値が守られているのです。
船から遠ざかる沖ノ島

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