有名度
関脇宗像大社 沖津宮
むなかたたいしゃ おきつぐう
福岡県宗像市大島沖之島
神宿る島である 沖津宮
更新日:2025年7月19日
宗像三女神を祀る総本社
福岡県宗像市に鎮座する宗像大社は、沖ノ島の沖津宮、大島の中津宮、九州本土の辺津宮という三宮からなる神社です。全国約6,400社ある宗像三女神を祀る神社の総本社として知られています。宗像大社の歴史は『日本書紀』神代の巻にも記されるほど古く、全国の神社のなかでも特に由緒ある神社のひとつです。
航海の安全を守る神として古くから信仰されてきましたが、現在ではあらゆる道の守護神として、全国的に信仰を集めています。
これら三宮を地図上で見ると、辺津宮を起点としてほぼ一直線上に並んでいることも興味深い点です。
また2017年には「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」の構成資産のひとつとして世界文化遺産に登録されました。

沖津宮
玄界灘のほぼ中央に位置する沖ノ島には、沖津宮が鎮座します。島全体が御神体であり、1500年以上にわたって信仰の対象となってきた神聖な場所です。国の天然記念物および史跡にも指定されています。古代日本はこの島を東アジアとの対外交流航路の守り神として位置づけ、当時の先進技術で作られた貴重な奉献品を用いて、祭祀を行っていました。
そのおかげで、4世紀後半から9世紀末までの約500年間にわたる古代祭祀の遺跡が、ほぼ手つかずの状態で残されてきました。これらの遺跡からは、当時の祭祀の変遷を知ることができます。また発掘調査にて約8万点もの奉献品が発見されており、すべてが国宝に指定されています。外国からもたらされた貴重な品々もあることから、沖ノ島は「海の正倉院」とも呼ばれています。
現在、沖ノ島は一般人の立ち入りが全面的に禁止されており、神職以外は渡島することができません。島には住民はおらず、宗像大社の神職が交代で常駐して神事を執り行っています。

アクセス方法
沖ノ島は島全体が御神体であるため、一般の方は沖ノ島に上陸することができません。さらに、沖ノ島を中心とした半径2キロメートルの範囲(海域を含む)は文化財保護法に基づき国の史跡に指定されているため、船舶でその周辺海域に近づくことも制限されています。沖ノ島だけでなく、小屋島、御門柱、天狗岩もすべて宗像大社の社有地であるため、無断で立ち入った場合は法令により罰則が適用されることがありますのでご注意ください。
沖ノ島へ直接訪れることはできませんが、参拝を希望される方は大島にある沖津宮遙拝所から拝むという方法があります。また、宗像大社の辺津宮内にある神宝館では、沖ノ島から出土した貴重な奉献品を見学することができます。

参拝ルート
宗像大社は辺津宮、中津宮、沖津宮の3宮で構成されていますが、参拝順序に決まりはありません。ただし、沖津宮は神職以外の立ち入りが禁止されているため、一般の方が実際に参拝できるのは辺津宮と中津宮のみになります。アクセスの観点からは、まず辺津宮を参拝し、次に中津宮を訪れたあと、最後に沖津宮遥拝所で沖ノ島を遥拝するという順序がおすすめです。
なお、辺津宮には中津宮と沖津宮のご祭神をお祀りする第二宮と第三宮があります。これらを参拝することで中津宮と沖津宮を参拝したのと同じご利益があるため、辺津宮だけを参拝される方も多くいらっしゃいます。

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