文化財の麒麟像・鶯像 | 太宰府天満宮 - 神社ファン

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横綱

太宰府天満宮

だざいふてんまんぐう

福岡県太宰府市宰府4丁目7−1

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文化財の麒麟像・鶯像

更新日:2026年7月30日

江戸時代から伝わる福岡県指定文化財のブロンズ像

手水舎の近くには、麒麟像と鷽(うそ)像の2体のブロンズ像が建っています。どちらも嘉永5年(1852)に博多の町人によって奉納されたもので、現在は福岡県指定文化財となっています。
麒麟像と鶯像
江戸時代後期に制作されたとは思えないほど精巧な造りで、太宰府天満宮を代表する文化財の一つです。参道沿いにあるため、多くの参拝者が足を止めて写真を撮る人気の見どころにもなっています。

道真公の誠心を象徴する麒麟像

麒麟は中国神話に登場する想像上の霊獣で、龍に似た顔や牛の尾、馬の蹄を持つと伝えられています。
古くから、徳のある君主が世を治める平和な世にだけ現れる瑞獣とされ、誠実な人格の象徴としても知られています。誠心を貫いた菅原道真公の生涯に重なることから、太宰府天満宮では麒麟が奉納されました。
細部まで丁寧に表現された姿からは、江戸時代の鋳造技術の高さもうかがえます。
麒麟像の顔
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「嘘」を「誠」に変えると伝わる鷽像

一方の鷽は、天神様と深い関わりを持つ小鳥です。
「鷽(うそ)」という名前が「嘘」と同じ読みであることから、「これまでの嘘や災いを誠へと替え、幸福を招く鳥」として古くから信仰されてきました。
また、御本殿造営の際に蜂の大群が巣を作って困っていたところ、鷽の群れが現れて蜂を追い払ったという伝承も残されており、天神様を守る鳥として親しまれています。
太宰府天満宮では毎年1月7日に「鷽替え神事」が行われ、一年間の凶事や災いを吉へと替え、新しい一年の幸運を願います。ブロンズ像の近くには石造りの鷽像もあるため、あわせて探してみるのもおすすめです。
石でできた鷽像
制作から170年以上を経た麒麟像と鷽像は、太宰府天満宮の歴史や天神信仰を今に伝える貴重な文化財です。手水舎を訪れた際は、ぜひ細部までじっくり観察してみてください。

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