飛梅伝説と御神木「飛梅」 | 太宰府天満宮 - 神社ファン

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横綱

太宰府天満宮

だざいふてんまんぐう

福岡県太宰府市宰府4丁目7−1

飛梅伝説と御神木「飛梅」

更新日:2025年7月1日

神秘的な飛梅伝説

太宰府天満宮に残る飛梅伝説とは、大宰府に左遷された菅原道真が愛していた京都邸宅内の梅の木が、一夜にして京都から菅原道真のいる大宰府まで飛んでいったという逸話です。
飛梅
菅原道真公は幼少の頃から梅が好きで、11歳で初めて作った漢詩にも梅が詠われ、自宅にも梅の木を植えて大切に育てていました。
左遷により大宰府に赴くことになった菅原道真は、出発前に京都の邸宅内にあった梅の木との別れを惜しんで次のような句を詠みました。
「東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」
現代語に訳すると、
「春風が吹いたら、その風にのせて芳しい匂いを京都から大宰府まで送っておくれ、梅の花よ。私という主人が大宰府に行っていないからといって、春の訪れを忘れてはならないぞ」
という意味です。この歌を聞いた梅の木は、道真公がいる太宰府へ一夜のうちに京都から飛んできて、そのまま太宰府で根付いたということです。
根付いた梅の木は現在も太宰府天満宮でご神木として大切に育てられている「飛梅」です。
飛梅伝説を象徴するように、「東風吹かば」の歌碑が境内の入り口近くに建っています。
東風吹かばの歌碑

菅原道真が愛した樹齢1,000年を超える梅の木

太宰府天満宮の本殿前には、京都から大宰府の菅原道真の元まではるばる飛んできた飛梅伝説に登場した「飛梅」があります。
はるか昔の菅原道真の時代から樹齢1,000年超を経たという飛梅は、「色玉垣」と呼ばれる早咲きの八重の品種。例年の1月下旬ころから白い可憐な花が咲き始め、2月中旬ごろに境内にある梅の木の中で最も早く咲き誇ることでも知られています。
早春の訪れを告げる飛梅の満開を皮切りに、境内のおよそ200種6,000にも及ぶ梅の花が一斉に見ごろを迎え、4月上旬くらいまで梅の花を楽しめます。
咲いた飛梅

現在の飛梅

太宰府天満宮の社殿は改修中ですが、飛梅は改修範囲外のため現在も見ることができます。仮殿の裏側にありますのでご注意ください。
仮殿の裏側にある飛梅

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