飛梅伝説と御神木「飛梅」 | 太宰府天満宮 - 神社ファン

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横綱

太宰府天満宮

だざいふてんまんぐう

福岡県太宰府市宰府4丁目7−1

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飛梅伝説と御神木「飛梅」

更新日:2026年7月29日

京都から飛来したと伝わる飛梅伝説

太宰府天満宮に伝わる飛梅伝説とは、大宰府へ左遷された菅原道真公が愛していた京都の邸宅の梅の木が、一夜のうちに道真公のいる大宰府まで飛んできたという逸話です。
飛梅
菅菅原道真公は幼い頃から梅をこよなく愛し、11歳のときに初めて詠んだ漢詩にも梅が登場するほどでした。京都の邸宅でも梅の木を大切に育てていましたが、左遷によって大宰府へ赴くこととなり、別れを惜しんで次の和歌を詠んだと伝えられています。

「風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」

現代語では、「春風が吹いたら、その風に乗せて梅の香りを大宰府まで届けておくれ。主人がいないからといって春を忘れないでほしい」という意味です。
主人を慕った梅の木は、一夜のうちに京都から大宰府へ飛来し、そのまま根付いたと伝えられています。この伝説にちなみ、現在も太宰府天満宮では「飛梅」が御神木として大切に守り継がれています。
また、境内入口近くには「東風吹かば」の歌碑が建てられており、多くの参拝者が足を止めて和歌を読み、道真公の心情や飛梅伝説に思いを寄せています。
東風吹かばの歌碑
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菅原道真が愛した樹齢1,000年を超える梅の木

太宰府天満宮の御本殿前には、飛梅伝説に登場する御神木「飛梅」があります。御本殿へ向かって右前方に立ち、太宰府天満宮を象徴する御神木として多くの参拝者が訪れる人気の見どころです。
樹齢約1,000年を超えると伝わる飛梅は、「色玉垣(いろたまがき)」と呼ばれる早咲きの八重咲き品種です。例年1月下旬頃から白く可憐な花を咲かせ始め、2月中旬頃には境内で最も早く満開を迎える梅として知られています。
飛梅の開花を合図に、境内に植えられた約200種・約6,000本もの梅が次々と花を咲かせます。白梅や紅梅など品種によって開花時期が異なるため、長期間にわたって美しい梅の花を楽しめるのも太宰府天満宮ならではの魅力です。梅の香りに包まれた境内は、全国から多くの参拝者や写真愛好家が訪れる早春の風物詩となっています。
飛梅は単なる古木ではなく、道真公を慕って京都から飛来したと伝えられる御神木として、現在も変わらず大切に守られています。伝説を知ってから眺めると、その姿がより印象深く感じられるでしょう。
咲いた飛梅

令和の大改修期間中も見られる飛梅

太宰府天満宮では御本殿の「令和の大改修」が行われていますが、飛梅は改修範囲外にあるため、現在も変わらずその姿を見ることができます。飛梅は仮殿の裏側に位置しており、参拝後に立ち寄るのがおすすめです。
令和の大改修期間中だけ見られる仮殿と、1,000年以上語り継がれてきた飛梅伝説を象徴する御神木を同時に見学できるのは今だけの魅力です。歴史と現代建築が共存する、この時期ならではの太宰府天満宮の景観をぜひ楽しんでみてください。
仮殿の裏側にある飛梅

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