有名度
横綱太宰府天満宮
だざいふてんまんぐう
福岡県太宰府市宰府4丁目7−1
心字池と太鼓橋
更新日:2026年7月29日
「心」の字を象った池
参道を通り過ぎ、「中世の鳥居」をくぐって境内に入ると、まず目にするのが「心字池(しんじいけ)」と池に架かる「太鼓橋」です。菅原道真公の弟子であった味酒安行によって池が造られたのが、平安時代の延喜5年(905)のこと。池には中の島や噴水が配され、上空から見ると草書体の「心」の字を象っていることから「心字池」と呼ばれています。
池の周囲にはクスノキをはじめとする木々が生い茂り、四季折々の景色を楽しめる太宰府天満宮を代表する景観の一つです。春の新緑や秋の紅葉など、季節によって異なる表情を見せる心字池は、多くの参拝者が足を止めて眺める人気の撮影スポットにもなっています。

過去・現在・未来を表す三本の橋
心字池に架かる橋は、両端がアーチ状の太鼓橋、中央が平橋となる3連橋です。福岡藩初代藩主・黒田長政の寄進と伝えられています。3つの橋は仏教の「三世一念」の思想に基づき、「過去・現在・未来」を表しているとされています。橋を渡り、清らかな水の上を進みながら心身を清め、天神様がまつられた御本殿へ向かうという意味が込められています。
橋を渡る際には、次のような言い伝えがあります。
・過去の橋(1本目の太鼓橋)…後ろを振り返らない
・現在の橋(2本目の平橋)…立ち止まらない
・未来の橋(3本目の太鼓橋)…つまずかない
また、参拝後に同じ橋を渡って戻ることは「過去へ戻る」ことにつながるという言い伝えもあり、帰りは脇道を通る参拝者も少なくありません。

水面に映る朱塗りの橋と四季折々の景観
心字池の周囲には緑豊かな木々が広がり、朱塗りの橋との鮮やかなコントラストが美しい景観をつくり出しています。風の穏やかな日には橋や木々が水面へ映り込み、池畔から眺める景色は太宰府天満宮を代表する風景の一つです。橋の上から池を見渡すだけでなく、池の周囲をゆっくり歩きながら眺めることで、それぞれ異なる表情を楽しめます。季節や時間帯によって移り変わる景色を眺めながら散策できるのも、心字池ならではの魅力です。

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