水神社と肥前狛犬 | 水天宮 - 神社ファン

有名度

小結

水天宮

すいてんぐう

福岡県久留米市瀬下町265番ノ1

😞 🙁 😐 🙂 😄

水神社と肥前狛犬

更新日:2026年9月13日

水神社

御社殿の裏手に鎮座しているのが、水天宮の末社・水神社です。御祭神は、水徳の神である彌都波能売神(みつはのめのかみ)と、安産の神である鵜葺草葺不合命(うがやふきあえずのみこと)の2柱です。
鵜葺草葺不合命は、山幸彦こと彦火火出見尊と海神の娘・豊玉姫の間に生まれた神で、神武天皇の父にあたります。
その名は誕生にまつわる神話に由来します。豊玉姫は海辺に産屋を建て、鵜の羽を葺いて屋根を作ろうとしましたが、屋根を葺き終える前に出産を迎えました。このことから、生まれた御子は鵜葺草葺不合命と名付けられたと伝えられています。
出産を迎えた豊玉姫は、夫の彦火火出見尊に決して産屋の中を見ないよう頼みました。しかし彦火火出見尊が約束を破って覗くと、豊玉姫は本来の姿となって出産していました。姿を見られたことを恥じた豊玉姫は海へ帰り、夫婦は離れることになります。
水の神である彌都波能売神と、海神の娘・豊玉姫から生まれ、出産の神話を持つ鵜葺草葺不合命。水と安産という水天宮の信仰に深く関わる2柱が、この水神社に祀られています。
水神社 社殿

撫でるとご利益がいただける肥前狛犬

水神社の前に置かれているのが、小ぶりで丸みを帯びた独特の姿をした一対の肥前狛犬です。
肥前狛犬は、現在の佐賀県を中心とする肥前地方で、安土桃山時代から江戸時代中期頃にかけて造られた独特の石造狛犬です。一般的な狛犬と比べると小型で、ずんぐりとした体や大きな顔、簡略化された素朴な造形などに特徴があります。水天宮のものも高さ30cmほどの小さな狛犬で、独特の表情を間近で見ることができます。
水神社の肥前狛犬
水神社を参拝した際には、御社の前に鎮座する小さな肥前狛犬も撫でてお参りしてみてはいかがでしょうか。

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