境外社 御嶽神社 | 宗像大社 中津宮 - 神社ファン

有名度

関脇

宗像大社 中津宮

むなかたたいしゃ なかつぐう

福岡県宗像市大島1811

境外社 御嶽神社

更新日:2025年7月19日

湍津姫神が降臨した神聖な場所

中津宮の裏手にそびえる御嶽山の山頂には、御嶽神社が鎮座しています。ここは中津宮のご祭神である湍津姫神が降臨したと伝えられる神聖な場所です。御嶽神社には天照大神と湍津姫神の荒魂が祀られており、麓の中津宮とともに古くから信仰の対象となっています。五穀豊穣・家内安全・入試合格祈願など、さまざまな願いを込めて訪れる人々が多く、今日まであつい信仰が続いています。
御嶽神社(中津宮上宮)Indiana jo(wikipedia CC 表示-継承 4.0)
御嶽神社へは、山頂まで車で行く方法と参道である登山道を登る方法があります。登山道を利用する場合、往路は約30分、復路は約15分の道のりです。前半は急勾配が続きますが、途中にはベンチが設置されていますので休憩をしながら自分のペースでゆっくり歩くことが可能です。また山中および頂上には自動販売機はありません。飲料水は事前に準備しておくことをおすすめします。
御嶽神社近くにある展望台
御嶽神社近くにある展望台からは、360度の大パノラマが広がります。眼下には、宗像大社沖津宮が鎮座する沖ノ島や、壱岐といった玄界灘の島々、福岡市から北九州市までの景色を一望できます。晴れた日には、山口県方面まで見渡すことも可能です。また春には桜やツツジなど美しい花々を見ることができます。

御嶽山祭祀遺跡

御嶽神社の裏手には、御嶽山祭祀遺跡があります。これは7世紀後半から9世紀末頃にかけて行われた古代祭祀の跡で、宗像大社中津宮の起源となるものです。
遺跡からは沖ノ島の祭祀遺跡と共通する奉献品が出土しており、その状況から沖ノ島の方角へ向けて祭祀が執り行われていたことが判明しています。
特に滑石(かっせき)という柔らかい石材で作られた舟などの形代(かたしろ)が出土していることから、沖ノ島と同じく、海の安全を願う祭祀が行われていたと考えられています。
御嶽山祭祀遺跡Indiana jo(wikipedia CC 表示-継承 4.0)
やがて露天祭祀から社殿での祭祀へと発展していき、山頂に御嶽神社、麓に中津宮の本殿と拝殿が建てられました。1556年の『大島第二宮年中御神事次第』には、御嶽神社は「上宮」、中津宮は「本社」と記されており、少なくとも16世紀には現在のような形態で、御嶽神社と中津宮社殿が並立していたことがわかります。

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