境内社 織女神社・牽牛神社 | 宗像大社 中津宮 - 神社ファン

有名度

関脇

宗像大社 中津宮

むなかたたいしゃ なかつぐう

福岡県宗像市大島1811

境内社 織女神社・牽牛神社

更新日:2025年7月19日

天の川を挟んで祀られている神社

七夕伝説発祥の地とされる中津宮の境内には、天の川が流れています。その川を挟んで鎮座するのが織女神社(しょくじょじんじゃ)と牽牛神社(けんぎゅうじんじゃ)です。2つ神社は併せて星の宮と呼ばれており、縁結びや芸事上達の御神徳があるとして、あつく信仰を集めています。

織女神社

中津宮に向かって左手側、天の川を渡った先の丘の上に建つのが織女神社です。橋の前の鳥居からご参拝ください。
織女神社 鳥居
お社に直接参拝される場合は、木の根が張り出した急斜面の鎖場をのぼる必要があります。スカートやパンプス、革靴などでは登ることは厳しいですし、スニーカーでも足元に十分ご注意ください。鎖をしっかりつかんで登りましょう。また雨の日や雨の後など鎖や地面が濡れている場合は大変危険ですので、登るのはやめた方がいいでしょう。
高台に鎮座している織女神社
織女神社小さな石造りの社殿で、牽牛神社の方向に向けて鎮座しています。ご祭神は伊邪那美命がお祀りされています。
織女神社 社殿

牽牛神社

中津宮に向かって右手側の丘の上に建つのが牽牛神社です。
高台に鎮座している牽牛神社
織女神社同様に社殿は高台にありますが、牽牛神社は石段の上に鎮座しているので安全に行くことできます。
牽牛神社の鳥居
とはいえ、そこそこ急な石段を上った先に鎮座していますので、参拝の際は足元に十分ご注意ください。
須賀神社と恵比寿神社 社殿
途中、下の段には須賀神社(須佐之男命、保食命、菅原神、大國主命)と恵比寿神社が、牽牛神社と同じ上の段には天満宮と大歳神社が鎮座しています。
天満宮と大歳神社 社殿
天満宮と大歳神社の奥に、石造りの小さな祠で、織女神社の方を向いて鎮座しているのが牽牛神社の社殿です。ご祭神は伊邪那岐命がお祀りされています。
牽牛神社 社殿

大島独特の鳥居

織女神社の前に建つ鳥居にもご注目ください。笠木の先端が右上がりになった、独特な形をしています。
織女神社の鳥居
この鳥居は、地元の漁師によって作られたものです。漁の最中に2度も命の危険に直面したため、神様への感謝の気持ちを形にしたいと考え、奉納されました。なぜ鳥居が右上がりなのかという疑問に対して、製作者自身は「なんとなく、そのようにしたら良いかなと思って」と笑いながら答えたといいます。
この織女神社だけでなく、大島の観光スポットとして有名な夢の小夜島でもこの形状の鳥居が見られます。

七夕伝説

七夕伝説は「天の川」を隔てて離れ離れになった牽牛と織女が、年に一度だけ再会できるという中国発祥の神話です。ここでは、一般的に知られる物語とは一風変わった大島独自の七夕伝説をご紹介します。
唐に派遣された貴公子が、機織りを仕事とする女性を伴って帰国しました。しかし貴公子は都へ戻り、ふたりは離ればなれになってしまいます。女性を思い続けていた貴公子は、ある夜の夢枕でお告げを受け、大島の中津宮を訪れました。そこで天の川にタライを浮かべると水鏡に女性の姿が映り、再会を果たしたと伝えられています。
このふたりの出会いの物語は室町時代の『正平年中行事』にも記録されており、参拝者が天の川の水に映る姿で縁を占う風習があったことが記されています。
中津宮の七夕絵馬

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